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近藤孝行小野大輔によるボーカルユニット・TRDが、1stシングル『Strangers』を2021年11月4日にリリースする。TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』のエンディング主題歌となっている楽曲について、2人にインタビュー! 10月23日(土)に開催される『TRD Special Live2021 -TRAD-』への意気込みや、レーベル仲間でもある福山潤へのメッセージを語ってもらった。

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【インタビュー】『Strangers』は青天の霹靂

――1stシングル『Strangers』は、TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』のEDテーマ。制作&タイアップが決まったときのお気持ちをお聞かせください。

近藤:今回のシングル制作のお話をいただいたのが6月に1stミニアルバム『TRAD』をリリースするぐらいのタイミングだったので、率直に「展開が早い!」と驚きました。アルバムの制作に全身全霊をかけていましたので、「ようやくこのアルバムを世に出せる」と思っていた矢先のことだったので、すごいなあと。全力でサポートしていただいているからには、気合を入れて臨まなくてはと思いました。

小野:そうですね、『TRAD』にある意味、今の自分たちが出来ることのすべてを注ぎ込んだと言っても過言ではなかったので、僕も「やり切ったな」と思っていました。そうしたらものすごいスピード感でアニメのタイアップが決まりましたと「Strangers」の楽曲をいただいたので、本当にびっくりしました。もう、青天の霹靂です(笑)。でも、それは同時に僕らの音楽が『吸血鬼すぐ死ぬ』のEDテーマにふさわしいと思っていただけたということでもあるので、ものすごく嬉しかったですね。

――TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』には、おふたりもヒヨシ役(小野さん)、カメ谷役(近藤さん)でご出演されています。あらためて、演じられているキャラクターの魅力や、作品としてのおすすめポイントについてお聞かせください。

近藤:カメ谷はそんなに出番があるわけではないんですけれど、回を追うごとに個性が濃くなっていく、振り切ったキャラクターではありますよね。作品全体としての規格外なスピード感とギャグ感、収まるところを知らない魅力の一端を担えればいいなと思っています。なんていうんでしょう……、派手にドカン! と華を添えるっていうよりは、道端ですごく変なことをしているような立ち位置です(笑)。僕にも掴み切れていない、未知数の魅力がありますね。

小野:『吸血鬼すぐ死ぬ』は、本当にハチャメチャなギャグアニメです(笑)。登場するキャラクターは、すべて変な人たちです。よく分からない人、得体の知れない人たちがいっぱい出てくるという意味では、「Strangers」という曲のタイトルがある意味ピッタリなのかもしれません。

僕が演じているヒヨシという人物も、やはりちょっと変な人です。ただ、最初の登場シーンではすごく大人なキャラクターとして描かれていると思います。じつは……っていう部分にご期待ください。原作のコミックスを読んでいても思うのですが、この作品ってまともな顔をして出てくる人ほど変なんですよ! 読んでいて、本当に笑い疲れます(笑)。ギャグアニメって面白くて勢いで見せる部分があると思うんですけれど、それは表向きで。じつは裏側では多分に技術が必要になってくるんですよね。なので、この作品の一員に入れてもらえたことは、純粋に嬉しいです。福山潤と古川慎くんの掛け合いもめちゃくちゃ面白いですし、この座組に入れていただいて光栄だなと声優として嬉しく感じました。

――ギャグアニメの主題歌ほどカッコいい、スカッと突き抜けた楽曲が多い印象があります。「Strangers」の編曲を手がけられた西岡和哉さんも、ご自身のTwitterで「ラテンEDMをベースに2人が遊ぶ最高に楽しい一曲」とコメントされていましたが、楽曲の印象はいかがでしたか?

近藤:爽やかで、本当に軽やかな曲っていう印象を受けました。カッコ良さの中に可愛らしさもあったりして、いろんな面を内包した一曲になったんじゃないかなと思いますね。聴いていると旅に出たくなるというか、前向きになれる曲です。聴いていてもそうですし、歌っている時はすごく気持ちが高揚して楽しくなります。ただ、最初「EDテーマっぽくないのかな?」って思ったりもしたんですけれど、いざ出来上がったアニメのエンドロールを拝見すると、すごく素敵だったので安心しました。

小野:本編の荒唐無稽ギャグからは予想もできないような、爽やかなラテンEDMですね。近藤くんと同じように、僕自身も聴いても歌っても、本当に気持ちがいい楽曲です。爽やかで気持ちいいのはもちろんですが、今の僕らだからこそ歌えるメロディや歌詞だなと感じました。人生を旅にたとえていて、「いろんなことがあるし、未来は分からないけれど、だからこそ面白いんだな」ってことを言っていて、ひたすらにポジティブなんですよね。サビの最後に「一緒なら」っていう歌詞があるんですけれども、寄り添い方のバランスが気持ちいいんですよ。故事成語に「水魚(すいぎょ)の交わり」という言葉がありますが、水のように淡く、澄んだ関係性といいますか。すごく理想的な関係を表しているように思います。

――それでいて、楽曲はジャズのテイストが入っていてカッコいいです。

小野:Bメロで大胆に転調するパートがあるんですが、ジャズベースが効いていてグッと引き込まれます。アニメの劇中で何が起きるか分からないハチャメチャ感をすごく表現していると思うんですよ。あの転調も、大人になって色々積み重ねてきたからこそ歌いきれるのではないかなと思っていて、1つの聴きどころなんじゃないかなと思っています。

――大人になった今だからこそ、曲の受け止め方も変わってくるのでしょうか。

小野:そうですね、昔だったらあんな風に急に転調されたら、ちょっと「おお!?」って思っていたかもしれません(笑)。でも先ほど近藤くんも言っていましたけれど、やっぱり歌っていて楽しい、面白いという感覚はずっとありますね。

近藤:「Strangers」に関しては、もう全体的に楽しかったですね。曲によっては苦手意識があるパートが生じてくることもあるんですけど、曲の頭から最後までずっと、ひとつのストーリーを紡ぐような感じで気持ちよく歌えました。

「一生懸命自分の時間を旅していれば、人生の追加シナリオが配信されるぞっていう感じ」

――「Strangers」には「人生の追加シナリオ」など、印象的なワードがたくさん詰まっています。おふたりが歌詞で特にお気に入りの部分はどこですか?

小野:「人生の追加シナリオ 意外な扉 開けてしまえ」という歌詞がすごく好きです。この言葉って、すごく前向きですよね。自分自身の人生を振り返ったときにも、「ああ……思っても見ないところで扉が開くよね?」と思うような経験がたくさんあって。それって自分から探すというよりは、一生懸命生きていたら、ご褒美的にもらえるものだったりすると思うんですよ。それ目当てにと言いますか……ただ楽観的に待ってるわけじゃなくて、一生懸命自分の時間を旅していれば、人生の追加シナリオが配信されるぞっていう感じ。やっぱり、ここの響きがすごくポジティブなんですよね。

――近藤さんはいかがですか?

近藤:そうですね、やっぱり「誰もが自分の時間を旅して夢を見る」という部分でしょうか。人って誰しも目標を立てたり、「こうありたい」っていう姿を夢見たりすることがあると思うんです。ただ、時として想定していなかったような現実が目の前に現れてくることもあるじゃないですか。そんなとき、人によってとらえ方はさまざまだと思うんですけれど、この曲の場合はめちゃくちゃポジティブなんですよね。「前向きなパワーをみんなでシェアしていこうよ!」というメッセージ性があるなと僕は思っていて。僕自身も思うようにならない時や壁にぶつかることもあるんですけれど、この曲を聴いて「たしかに楽しんだもの勝ちだよな」と思ったんです。なのでどこか一部分の歌詞というよりは、曲全体として「なんでも前向きに楽しむ、そういう人生って素敵だよね」というメッセージがすごく刺さりました。

――レコーディングで意識したことや、印象的だったエピソードはありますか?

小野:サビのハーモニーがとても印象に残っています。「だからこそ面白いんだな」の掛け合いというか、ふたりでリレーしていく感じがすごく気持ちよくて。サビを締める「一緒なら」というフレーズが、すごくパワーを持っているんですよね。サビの頭で「誰もが」と歌ってはいるんですけれど、その時点でまだ「相手」は特定していないんです。それぞれの人がそれぞれの輝きを持っているっていうポジティブさを歌っているけれど、人生ってやっぱり最後に人から何かをもらって、その誰かと一緒にいる時間が楽しいから前を見て夢を見る力が湧くんだと思うんです。レコーディングでこのサビを歌っていた時、この曲は「一緒なら」にたどり着くまでに歌っているんだと強く感じました。

――「だからこそ面白いんだな」という語尾の響きがすごく優しいですね。

小野:これは作詞を担当された畑亜貴さん節ですね。「なんとかなんだな」っていう言い方を、他の楽曲でも使われている印象があります。柔らかくて優しいイメージですよね。

――おふたりの声の柔らかさと言葉の力が相まって、より心に響きます。

小野:そういう意味でも、サビがすごく印象に残っていますね。

近藤:TRDで僕が高音域を担当させていただくことが多いんですけれども、今回のレコーディングではただ声を張り上げるのではなく、ストーリー性を持たせたいなと思って歌いました。「進んだ先は嵐の予感に満ちて 荒れる空を見上げたって」の部分には、滲み出るものが出せたらいいなと思って歌い方を変えています。その後転調して、また「Strangers 誰もが自分の時間を旅して夢を見る」と続くのですが、ここはものすごく柔らかい歌い方を心がけました。個人的にはこのギャップ部分にすごくこだわったので、ぜひ注目して聴いていただきたいなと思いますね。

それってTRDのことだなと思ったんです

――続いてTr.02に収録されている「Clock Hands」についても、曲の印象やお気に入りの歌詞についてお聞かせください。

近藤:最初に聴いた時、メロディが好きだなあって思いました。街で軽やかにステップを踏んでいるような曲にも聴こえるし、それでいて歌詞はちょっと少し攻めた感じになっているんですけれど、そのギャップも好きですね。僕が好きなSMAPさんの曲を彷彿とさせる部分もあり、そういった曲を歌えて嬉しく思いました。曲中にラップぽいところもあって、それがメリハリになっています。カッコいいところと可愛いらしいところが混在している曲ですね。とてもライブ映えする曲だと思うので、皆さんの前で披露させていただくのが楽しみです。

小野:とても温かくて、柔らかくて優しいEDMだなと思いました。K-POPに代表されるような最新最先端のEDMって、強くて硬くて速いみたいなイメージがあると思うんですけど、この曲は逆で。最先端の尖った音楽性から派生したというベースがありながら、とても優しい楽曲なんですよね。すごくほっこりした気持ちにさせてくれます。

――近藤さんがおっしゃるように、攻めた歌詞も魅力的です。

小野:この曲の中で描かれているのは、全く異なる個性を持った2人です。全く相容れない2人が出会い、それぞれのリズムが合わさった時に、もっと大きな力や絆が生まれる。そんな彼らがこの先の時間を一緒に歩いていくというストーリーなのですが、それってTRDのことだなと思ったんです。僕たちふたりの関係性もまさしくそうで、最初はお互い「すごく似てるな」と思いながらお仕事でもプライベートでも過ごしていたんですけれど、アーティスト活動を通して色々なことを経験していくなかで、「ああ、全然違うね」って気づいたんですよ。TRDの活動をやり始めてより強く感じたんですけれど、人と人って違って当たり前だからこそ、凸と凹が合わさった時に大きな1つの力を産むことが出来るんですよね。たぶん凹と凹だと合わさらないし、違うから良いんですよ。もちろん完全に全部一致という訳ではないんですけれど、この曲で語られているストーリーはTRDがこれまで重ねてきた日々と重なる部分がすごく多いような気がします。

――この曲の歌詞は、男同士の友情にも聴こえるし、男女の恋愛などいろんな関係に当てはめることができそうだなと感じました。

小野:『吸血鬼すぐ死ぬ』のドラルクとロナルドの関係性にも当てはめられますよね。そういう意味では、「Strangers」のカップリングとしてすごく完成度が高い曲だと思います。

カルフォルニアのつもりで……

TRD『Strangers』Music Video Short ver.

――「Strangers」MV撮影についてもお聞かせください。南国のようなロケーションが素敵でしたが、どこで撮影されたのでしょうか?

小野:場所は……、どうします? 秘密にしておく?

近藤:いやいや、ラジオでとっくにネタばらししちゃったよね。

小野:そっかあ……。カリフォルニアです。

近藤:違うって(笑)

小野:えーーー? 僕はそのつもりで色々と演技していたんですけれど……。そうなんです、じつは千葉です。

――やはり“旅”がテーマだったのでしょうか?

小野:そうですね、まさしくそうだったのではないかなと思います。MVに関しては、楽曲を聴いて想起された物語を監督の中で紡いでもらうという形でお願いしています。冒頭、僕と近藤くんがアメ車に乗って登場するのですが、監督の妄想がどんどん膨らんでいったんでしょうね。

近藤:(笑)。

小野:カリフォルニアのつもりです。

――近藤さんはトレーラーハウスで目玉焼きを焼いていましたね。

近藤:はい、僕もカルフォルニアのつもりで料理していました(笑)

小野:ちゃんと美味しかったんですよ。

近藤:ちゃんと作りました(笑)ただ、材料に限りがあったので。失敗できないっていうプレッシャーがありましたね。なぜか卵が2回分しかなかったんですよ。1回目に目玉焼きを4つ作ったんですけれど、1つ崩れてしまって……。2回目で成功したので安堵しました(笑)

小野:あの撮影は色々想定外の出来事が多かったよね。行きのロケバスの渋滞から始まって……。

近藤:そこからの強風ね。強風っていう言葉が生ぬるいくらいの強風でした(笑)でも、そのドタバタ感も含めて「Strangers」らしくて、それはそれで楽しかったですね。

小野:全体的に楽しかったですかね、それも含めてStrangersっぽい。

「僕らの歌が皆さんに届いているってことを実感したい」

――そして、2021年10月23日(土)には神奈川県民ホールにて、『TRD Special Live2021 -TRAD-』の開催が控えています。

小野:TRDという音楽ユニットの活動は、まず楽曲を皆さんにパッケージとしてお届けするっていうところから始まりました。「皆さんと一緒に歌いたい。僕らの歌が皆さんに届いているってことを実感したい」っていう想いがずっとあったんです。なので、その機会をこんなに早くいただけたことをまず嬉しく思います。

ただ、今エンターテインメントを取り巻く環境というのは本当に厳しいです。なので、今この時点ではどうなるか分からない部分も多くありますが、感染対策、安全をしっかり確認したうえで、しかるべき形で行いたいと思っています。僕らが歌うことの一番の命題は、「皆さんに音楽を届ける」ということですから、僕たちが音楽に込めた想いをしっかり表現できるように準備しています。

近藤:6月にTRDを始動して、楽曲やMV等で皆さまに触れていただく機会はたくさんあったんですけれど、やっぱりライブでしか伝わらないものやライブならではの表現方法があると思うんですよね。それを初めて生で観ていただける機会ということで、ようやくTRDというものの全貌を皆さんにお届けできるんじゃないかなという気持ちがあります。

僕自身ライブには特別な想いがあって、やっぱり生でしか伝わらないものってあると思うんですよね。同じ時間、同じ空間を共有することで、僕たちがどんな気持ちを込めてパフォーマンスをしているのかが自然と浮き彫りになってくると思うんです。ぜひ、ありのままの僕たちを観て、感じていただきたいです。小野くんが言ったように、感染対策を徹底して皆さんも無理のないように、ハッピーな形でライブを迎えてハッピーな形で締められたらいいなと思っています。

福山潤へのメッセージ

――そして、『吸血鬼すぐ死ぬ』OPテーマを歌う福山潤さんのインタビュー内にて、TRDのお2人へメッセージをいただきました。ぜひお2人からも、福山さんへのメッセージをお願いします。

小野:ポニキャンボーイズの先輩である福山潤さん、メッセージをありがとうございます。潤がアーティスト活動をやるっていうことが、僕には最初とても意外でした。でも、潤がいろんな音楽に触れて経験を積み重ね、『吸血鬼すぐ死ぬ』のOPテーマを担当するまでアーティストとしての活動を成熟させていったことを、すごく誇らしく思います。だから、「俺たちがEDテーマを担当させてもらうのもめっちゃ嬉しいよ。負けねーぞ!」です(笑)。

――ありがとうございます。ちなみに福山さんは「アーティストとしての活動では僕の方が先輩だから、ふたりは敬語を使うように!」とも(笑)。

近藤:いや、もう……彼らしいメッセージですよね(笑)。敬語で喋る……、はい。全然それでいいです(笑)。じつは僕と彼は数少ない同期ではあるんですけれど、これを機に敬語で喋らせていただきますね。福山くんが多分むず痒くなると思うんですけれど……。

という冗談はさておき、昔から福山くんとはご縁を感じています。デビューがお互いに早くて、「声優名鑑」に10代の頃から載っていたのは僕とか福山くんくらいしかいなかったので……。その当時、「あれ? 同じ歳くらいの人がいる!」と、昔から福山潤を意識していました。なのでそんな彼と今回『吸血鬼すぐ死ぬ』でOP&EDテーマを担当し合えるような道がつながってたことも面白いですね。

「福山くん、昔きみはすごく尖っていたよね。でもそんな昔を見ているからこそ、今の福山潤という存在が頼もしくもあります。福山くんが自分を変えようと頑張っている姿も間近で見ていますし、純粋にお互い頑張ろうっていうエールを送りたいです。敬語の件、承知しました」。

――最後に、TRDとしてこれから挑戦してみたいことや、歌ってみたい曲調など今後の活動への意気込みをお聞かせください。

小野:TRDは“伝統”というテーマをユニット名に掲げていますが、すべてが新しいです。こうして新曲を制作するたびに、新たな挑戦をさせてもらっていることの喜びを感じています。本当にいつも応援してくれているファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、どんどん新しいことをやっていきます。

僕個人的にやりたいことを言うと、ふたりでハーモニーを歌いながら、切ない悲恋系のバラードに挑戦したいですね。そういうアイデアや情熱も含めて、いろんなことが湧き上がっています。なので、皆さんにはこれからも「期待して待っていてください」と自信を持ってお伝えしたいですし、ライブの方もお待ちしております! これからも僕らの歌を聴いていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

近藤:すごく有名な老舗ラーメン屋の店主がインタビューで「伝統を守るためには味を変えないのではなく、じつは日々試行錯誤して新しいものを取り入れ、進化させている」と語っているのを観て、すごく感銘を受けたんですね。お客さんには伝統の味と感じてもらいながら、その裏で努力を欠かさず新しいものを取り入れる姿勢。それはTRDにも通ずるものがあると感じたんです。

新しいことに挑戦しながらも、「TRDってこうだよね」と言っていただけるものが、やがて伝統と評していただけるところまで活動を昇華させていけたらいいなと思います。自分のやりたいこともたくさんありますけれど、思ってもみないことにも挑戦してみたいですよね。そういえば、前に小野くんが言っていたんですが、僕が歌を担当して小野くんがダンスをバキバキに踊るパフォーマンスもやってみたいです。

小野:ああ、たしかに! やりたいですね。

近藤:「なんでもどんとこい!」の精神で、いろんなことにチャレンジしたいと思います。それと同時に付いて来てくれる皆さんへの感謝の気持ちも忘れないでいたいですね。これからも、よろしくお願いいたします。

取材・文=本多恵/撮影=敷地沙織/衣装=ACUOD by CHANU