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日本人ファゴット奏者の古谷拳一が、チェコスロヴァキアで開催された「プラハの春国際音楽コンクール」で第2位を受賞した。

中欧の宝石と呼ばれるチェコの首都プラハに春を告げる、プラハの春音楽祭。ヨーロッパ屈指のオーケストラとの名声を確立したチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が、その創立50年の節目を記念して1946年に開催して以来、これまでバーンスタイン、カラヤン、ロストロポービッチ、アルゲリッチなど、各時代を代表する多くの著名音楽家やオーケストラがその舞台で歴史的な名演を残し、聴衆を魅了してきた。その音楽祭創設の翌年から、優れた若手音楽家の育成を目的に始まったのがプラハの春国際音楽コンクールである。権威あるこのコンクールは、毎年異なる部門に焦点を当てて開催されてきたが、20年に実施予定だったファゴットとクラリネット部門は、コロナのために2022年に延期されて満を持しての開催となった。第1位と第3位は、韓国人で同姓同名の2人のキム・ミンジュさんが受賞。

東京藝術大学卒業後、スイス文化庁の奨学生としてスイスチューリッヒ芸術大学院に在学中の古谷は、反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラ正団員であり、ベルリンで結成した木管五重奏団PACIFIC QUINTET(パシフィック・クインテット)のメンバーとしても活躍している。パシフィック・クインテットは、この7月に初来日公演を予定。7月16日(土)京都・文化パルク城陽ふれあいホール、7月18日(月・祝)東京・浜離宮朝日ホールにて開催される。

▼古谷拳一プロフィール

1994年大阪生まれ。9歳よりファゴットを始める。東京藝術大学にて卒業時にアカンサス賞並びに同声会賞受賞。東京藝術大学卒業後、スイス文化庁の奨学生としてスイスチューリッヒ芸術大学院に在学。
現在、大学院を休学しベルリンに在住。ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーファゴット奏者、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団「カラヤンアカデミー」に在籍 スイスMuri国際コンクールファゴット部門にて優勝。第33回日本管打楽器コンクールファゴット部門3位。その他多数のコンクールで受賞を重ねる。ベルリンで結成した木管五重奏団パシフィック・クインテットのメンバーとしても活躍しており、7月に東京・京都で初来日公演が開催予定。この五重奏団で、2019年にはカール・ニールセン国際音楽コンクール第2位を受賞。
反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラ正団員。
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▼PACIFIC QUINTET(パシフィック・クインテット) 

PACIFIC QUINTET(パシフィック・クインテット)

PACIFIC QUINTET(パシフィック・クインテット)

アリヤ・ヴォドヴォゾワ(フルート・ロシア)、フェルナンド・マルティネス(オーボエ・ホンジュラス)、リアーナ・リスマン(クラリネット・ドイツ)、ヘリ・ユー(ホルン・韓国)、古谷拳一(ファゴット・日本)の5人は、2017年日本の札幌で出会う。PMFに各々参加していた彼らは、意気投合し、ベルリン芸術大学のHochschulefürMusikHannsEislerと、そのカラヤンアカデミーで学ぶため、ベルリンで再会し、この木管五重奏を結成した。2019年にはニールセン国際室内楽コンクールで第2位となり、ヨーロッパを中心に活動中。7月に東京・京都で初来日公演が開催予定。