2022年10月20日(木)~23日(日)銀座 博品館劇場にて、猿之助と愉快な仲間たち第2.5回公演「七川劇団『新説 堀部安兵衛』」が上演されることが決定した。
「猿之助と愉快な仲間たち」は、歌舞伎俳優の市川猿之助が主宰する演劇プロジェクト。2022年2月に東京・PARCO劇場をはじめ、愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、大阪・森ノ宮ピロティホールで第1回公演となる「朗読劇『天切り松 闇がたり~闇の花道~』を上演。コロナ禍の中、様々な制約の中で模索し、第1回公演は、猿之助、市川中車、中村壱太郎、石橋正次らによる、作家・浅田次郎の人気シリーズ「天切り松 闇がたり」を朗読劇として語り上げた。本来であれば、2021年9月に京都芸術劇場 春秋座で上演される予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、延期となり、今年2月に場所をかえての開催となった。
そして2022年4月、東京・六本木トリコロールシアターで第2回公演「森の石松」を上演。講談や浪曲をはじめ、テレビでの時代劇、映画などでもよく知られる“森の石松”の物語を、劇作家・横内謙介が新たな構想で作劇、猿之助が演出を担当。市瀬秀和、石橋正高、下川真矢、松原海児、石橋正次のほかに、松雪泰子も出演した。
今年6月に“第3回公演が2023年3月に上演決定”と発表したが、急遽今回の公演「七川劇団『新説 堀部安兵衛』」が決まったことで、間を取って“第2.5回”となっている。
原作は横内謙介、脚色と演出を初めて市川青虎が担当し、市川猿之助はスーパーバイザーを務める。個性豊かなキャストに加え、豪華な日替わりゲストも出演する第2.5回公演を体感してみてはいかがだろうか。
【ストーリー】
あの七川劇団が今度は銀座博品館劇場に帰ってくる。シアター停車場という劇場を経営していた奈良橋徳次が突然姿を消した。時が経ち、シアター停車場の唯一の従業員であった小松は、 今博品館劇場の支配人になっていた。そんな折、劇団襖座の作家・堀内源介から「新説 堀部安兵衛」の上演を依頼されるが、小松は人の死ぬ芝居は上演しないと頑なに断った。しかし、その「新説 堀部安兵衛」という作品の元に、吸い寄せられるが如く、七川劇団の面々がやってくる…。
あの七川劇団が今度は銀座博品館劇場に帰ってくる。シアター停車場という劇場を経営していた奈良橋徳次が突然姿を消した。時が経ち、シアター停車場の唯一の従業員であった小松は、 今博品館劇場の支配人になっていた。そんな折、劇団襖座の作家・堀内源介から「新説 堀部安兵衛」の上演を依頼されるが、小松は人の死ぬ芝居は上演しないと頑なに断った。しかし、その「新説 堀部安兵衛」という作品の元に、吸い寄せられるが如く、七川劇団の面々がやってくる…。