アジアリーグアイスホッケーの『アイスホッケーヒーローズ 2』が、1月14日(土)・15日(日)にダイドードリンコアイスアリーナ(東京都)で行われる。
オールスターゲームには同リーグに参戦の、ひがし北海道クレインズ、レッドイーグルス北海道、東北フリーブレイズ、H.C.栃木日光アイスバックス、横浜GRITS、HLアニャンアイスホッケークラブの6チームから選手が出場。このうち、横浜GRITSからは6選手が選出された。
フォワード(FW)、ディフェンス(DF)、ゴーリー(GK)の各ポジションでは、昨年末に投票数第1位となった岩本和真(FW枠)、蓑島圭悟(DF枠)、黒岩義博(GK枠)が出場。さらに、ファン投票結果をベースに、アレックス・ラウター(FW枠)、杉本華唯(FW枠)、菊池秀治(DF枠)が追加選出されている。
34歳のFW 岩本和真
34歳の岩本は昨季、横浜GRITSに移籍し、今季から主将に。熱き魂と圧倒的に優れた統率力でチームをまとめ上げる。
北海道苫小牧市出身で、中学から大学卒業までをアイスホッケーの本場であるカナダ・アメリカで過ごした。卒業後はH.C.栃木日光アイスバックスで8シーズンプレー。日本代表経験もある。
26歳のDF 蓑島圭悟
26歳の蓑島は華麗な身のこなしと、落ち着いた状況判断・広い視野で攻撃の起点となるプレーを重ねる。
北海道帯広市出身で、中央大学1年時に日本代表に初選出された。大学4年時にはアイスホッケーの強豪国・フィンランドで3部リーグでのプレー経験もある。
卒業後はひがし北海道クレインズで3シーズンをプレー。世界選手権4回など日本代表の常連で、今年6月に横浜GRITSへ移籍した。
29歳の守護神 黒岩義博
29歳の黒岩はダイナミックなセービングで観客を魅了する。
北海道札幌市出身で、高校からカナダ・アメリカに渡り、20歳から6年間をヨーロッパ・韓国でプレーした。
2020年に横浜GRITSがリーグ(当時アジアリーグジャパンカップ)に参加後、現在までプレーし続ける選手の1人だ。2022世界選手権などで日本代表の経験がある。
28歳のFW アレックス・ラウター
28歳のラウターはチームの副主将。今年新加入ながら、力強いリーダーシップで横浜GRITSを引っ張り、チーム内ポイントランキング1位を記録する。
アメリカ・マサチューセッツ州出身で、同国のトップジュニアリーグでプレー後、大学リーグ1部のコーネル大学へ進学。4年次にはキャプテンを務めた。
卒業後は北米プロリーグECHLで4シーズンを戦い、スウェーデンとスロバキアでのプレー経験もある。
23歳のFW 杉本華唯
23歳の杉本は今年プロ1年目ながら、チーム内ゴールランキング1位を記録している。
青森県八戸市の出身。170cmと小柄ながら、パックへの執着心と得点スキルが光る。世代別日本代表に度々選出され、早稲田大学4年次には主将を務めた。
2022年3月に卒業後、横浜GRITS入団。将来の日本を背負う選手として期待がかかる。
36歳のベテランDF 菊池秀治
36歳のベテラン・菊池は、強靭なフィジカルと今年度プロ累計11年目の経験値が光る。
東京都中央区出身で、法政大学を卒業後、東北フリーブレイズに入団した。同チーム及び当時アジアリーグ所属だった中国のチャイナドラゴンでプレーし、2017年に一度プロを引退した。
しかし、2020年の横浜GRITS創立、およびアジアリーグ参戦と共にプロに復帰。チーム2番目の最年長選手としてプレーを続ける。
横浜GRITSのマスコットキャラクター グルーガ
さらに、大会には、横浜GRITSのマスコットキャラクターであるグルーガの参戦も決まった。
その愛くるしさと心優しい性格でファンの心を掴むも、アイスホッケーの実力は未知数。本来のポジションは『ぽじてぃぶ』ではあるが、今回はFWとしてプレーする。
活躍具合によっては、大の仲良し菊池からのご褒美があるとかないとか…。
その他のチームからの出場選手は以下の通り。
『アイスホッケーヒーローズ 2』では、14日は「FAN FES DAY」となっており、スキルコンテスト予選、トークイベント、氷上運動会ほかを予定している。
さらに、15日は「ALL STAR GAME DAY」となり、オールスター戦、アイスホッケースクール、スキルコンテスト決勝、氷上写真撮影会、日本アイスホッケー連盟50周年イベントほかが行われる。
各種チケットはイープラスで発売中だ。