2023年7月、草刈民代芸術監督によるローラン・プティHOMAGE『INFINITY – PREMIUM BALLET GALA 2023-』公演の開催が決定した。(7月29日(土)富山・オーバードホール中ホール[開館記念 杮落し公演]、7月31日(月)新宿文化センター大ホール)
2024年、生誕100周年を迎える20世紀最大の振付家・ローラン・プティへのオマージュを込めた本公演は、プティからの信頼を得て多くの作品を踊ってきた草刈民代がダンサーを選出。世界のトップバレエ団で活躍するダンサーたちが古典から現代のバレエの変遷を物語る作品群を上演する。
(C)Satoshi Kuronuma(aosora)
プティ作品からは『モレルとサン=ルー侯爵 パ・ド・ドゥ』(「プルースト 失われた時を求めて」より)、『レダと白鳥』(「マ・パブロワ」より)、『アルルの女』他を選出。 同時に現代に至るバレエの軌跡を表現する多彩なプログラム(ジョセ・マルティネス、ジョージ・バランシン、セルジュ・リファール作品他)が披露される。 プティ作品指導にルイジ・ボニーノを迎え、中村恩恵は作品を提供、さらに世界的ファッションデザイナー丸山敬太が4作品の衣裳を担当するなど現代を代表する芸術家たちが集結。
上演にあたり草刈は「1996年以来、プティ作品を上演する度に指導をしてくださり、時には一緒に踊ってきたルイジ・ボニーノ氏と共にプティ作品を伝えることができるのは、私にとってこの上ない喜びです。2部では全員が新たな作品に挑戦します。 意識の高い、才能豊かなダンサーたちの様々な発見を、ぜひ目の当たりにしていただきたい」とコメント。4月29日(土)より東京公演の一般チケット販売がスタートしている。