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2022年3月に生配信された、生配信舞台演劇ドラマ『あの夜を覚えてる』のノベライズが2023年9月にポプラ社より刊行されることが決定した。

『あの夜を覚えてる』はニッポン放送を舞台にした生配信舞台演劇ドラマ。主演を千葉雄大と髙橋ひかる、総合演出を佐久間宣行、主題歌「ばかまじめ」をCreepy Nuts×Ayase×幾田りらが担当するなど、ラジオ好きが集まって生み出した作品だ。2022年3月20日、3月27日の2日間の生配信でチケット購入者は合計23,000人を超えるなど、ラジオファンを中心に大きな話題となった。また、優れたクリエイティブを表彰する日本最大級のアワード「2022 62nd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のメディアクリエイティブ部門にて総務大臣賞/ACCグランプリを、ブランデッド・コミュニケーション部門Aカテゴリーにてシルバーを受賞した。ラジオ、生ドラマ、映像、配信、リスナー参加型の掛け合わせという新しいアイディア、そしてチャレンジが評価された。

“ニッポン放送本社を舞台に繰り広げられる生配信舞台演劇ドラマ”という異例の取り組みに、あるポプラ社スタッフが感激。「これをぜひ小説にしたい!」と熱い想いでラジオ好きの編集担当に相談したところからこの度のノベライズが決定。同じくラジオを愛する小説家・山本幸久に執筆を依頼することとなり、すぐに”ラジオ愛”に満ちあふれた小説化チームが組成された。

ノベライズ決定にあたりプロデューサーの石井玄は「色んな広がり方をする「あの夜を覚えてる」ですが、今度は小説に!作品を観て企画を提案してくれたポプラ社さんに感謝しかありません。本当にすごい作品です。著者の山本さんも、ポプラ社の担当の方もラジオが好きで、新たに仲間が増えてとても嬉しいです」、脚本・演出を手掛けた小御門優一郎は「ラジオを愛するリスナーの力が結集した、奇跡の一夜の物語が小説に!あの夜の空気がギュッと綴じられています。僕にとっても忘れられない「あの夜」が、本という形になって残り続けるなんて、本当に幸せな作品です」とコメントしている。

なお、『あの夜を覚えてる』の続編となる、舞台演劇番組イベント生配信ドラマ『あの夜であえたら』が、10月14日(土)・15日(日)、ニッポン放送を飛び出して、東京国際フォーラムホールAにて会場と配信の両方で上演が決定している。