2023年9月13日(水)東京・有楽町よみうりホールにて、舞台『ロミオとジュリエット』が開幕した。この度、本公演の舞台写真が届いたので紹介する。
ウィリアム・シェイクスピアの代表作のひとつ『ロミオとジュリエット』。今回、故蜷川幸雄氏の演出助手・演出補として、蜷川氏のシェイクスピア劇を一番間近で体感してきた井上尊晶が演出を務める。
撮影:岡 千里
主演のロミオ役には、ドラマ・映画・舞台で活躍中の高杉真宙。人気はもちろん、着実にキャリアを重ねる彼が、初のシェイクスピア劇にて、ロミオ役に挑む。ジュリエット役には若手実力派俳優の中でも輝きを増している藤野涼子。
舞台『ロミオとジュリエット』舞台写真 撮影:岡 千里
舞台『ロミオとジュリエット』舞台写真 撮影:岡 千里
そして、ベンヴォーリオ役に矢部昌暉、マキューシオ役に新原泰佑、ティボルト役に三浦獠太、パリス役に佐伯大地という勢いのある若手実力派俳優が出演。
舞台『ロミオとジュリエット』舞台写真 撮影:岡 千里
舞台『ロミオとジュリエット』舞台写真 撮影:岡 千里
さらに、キャピュレット夫人役に冨樫 真、キャピュレット役に廣田高志、モンタギュー夫人役に一谷真由美、モンタギュー役に松澤一之、乳母役に星田英利、僧ロレンス役に石井愃一と、個性豊かな俳優陣が揃った。
舞台『ロミオとジュリエット』舞台写真 撮影:岡 千里
舞台『ロミオとジュリエット』舞台写真 撮影:岡 千里
東京公演は、有楽町よみうりホールから発信する演劇プロジェクト、「有楽町よみうりホール×シーエイティプロデュースステージシリーズ」の最初の作品となり、9月24日(日)まで上演。
その後、9月29日(金)~10月1日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール、10月7日(土)~10月8日(日)富山・富山県民会館、10月14日(土)~10月15日(日)愛知・東海市芸術劇場 大ホール、10月21日(土)~10月22日(日)福岡・キャナルシティ劇場、10月28日(土)~10月29日(日)宮城・電力ホールにて上演される。
ヴェローナにはキャピュレット家とモンタギュー家という敵対する名家があった。
モンタギュー家のロミオは、キャピュレット家の仮面舞踏会に友人のベンヴォーリオとマキューシオとともにしぶしぶ忍び込むが、キャピュレット 家の令嬢 ジュリエットの従兄弟であるティボルトに見つかり、一触即発となる。舞踏会で偶然、ジュリエットと出会ったロミオ。二人は、お互いに 何者かを知らぬまま、出会った瞬間に恋におちる。すぐにお互いの家が敵同士であることを知るが、二人はお互いの想いを知って愛を誓い合う。ロミオから恋の相談を受けたロレンス神父は、二人の恋には両家の不和を終わらせる希望の光があると考え、二人だけの結婚式を挙げさせる。その帰り道、ティボルトと出くわしたロミオは、血縁関係となったティボルトとのいさかいを避けようとするのだが、その場にいたマキューシオは、ロミオの煮え切らない態度に苛立ちティボルトと喧嘩となる。そして……