山火事が発生したロサンゼルス西部パシフィックパリセーズアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス西部のパシフィックパリセーズで1月7日、山火事が発生して焼失範囲が拡大している。
カリフォルニア州森林保護防火局によると、パリセーズ火災は現地時間7日午前に発生が確認され、これまでに1200エーカー以上が焼失した。
複数の地域に避難命令が出されており、3万人近くが影響を受けている。地元メディアの映像では、複数の家屋が炎に包まれている。
また、幹線道路の一つサンセット大通りでは、避難のために放置された車を、消防士が消火活動を行うためにブルドーザーで撤去している。
パシフィックパリセーズで発生した山火事で燃える車両俳優のジェームズ・ウッズ氏は、パシフィックパリセーズの自宅から撮影したと思われる火災の映像をXに投稿。
火が周辺の家や木を焼き尽くす様子が映っており、「全員が無事に避難できると良いのですが」「ここを去ります」とコメントし、その後無事に避難したと伝えている。
【動画】俳優のジェームズ・ウッズ氏が投稿した、自宅周辺の火災の様子
ロサンゼルス周辺では、2024年5月初旬以降ほとんど雨が降っておらず、記録的な乾燥状態になっている。また現在強風警報が出されており、消火活動を困難にしている。
パシフィックパリセーズは、マリブとサンタモニカの間に位置するエリアだ。マリブでも12月に山火事が発生し、4000エーカー以上が消失した。
