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スペースXやテスラCEOで、トランプ政権のDOGE(政府効率化省)トップを務めるイーロン・マスク氏(2025年3月5日)スペースXやテスラCEOで、トランプ政権のDOGE(政府効率化省)トップを務めるイーロン・マスク氏(2025年3月5日)

テスラやスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が、自身が所有するソーシャルメディア「X」で女性たちに直接メッセージを送り、自分の子どもを産むよう求めているとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が4月15日に報じた。

マスク氏はこれまでに、少なくとも4人の女性との間に14人の子どもをもうけている。

【画像】マスク氏の子どもを産んだと主張している保守系インフルエンサーのアシュリー・セント・クレア氏と、赤ちゃんを抱くマスク氏の写真

WSJは、マスク氏は出生率低下による「文明の崩壊」を防ぐため、高い知能を持つ子どもたちの「レギオン(軍団)」を作りたいと考えている、という関係者の証言を伝えている。

また、複数の情報筋が、マスク氏は他の女性との間にも子どもがいる可能性があるほか、Xを利用して子どもを持つための女性を探して会っていたと述べている。

このWSJの記事について、マスク氏は、「TMZ >> WSJ(ゴシップサイトのTMZの方がWSJより上)」とXに投稿している。

WSJによると、マスク氏がXでDMした女性の1人が、仮想通貨インフルエンサーのティファニー・フォン氏だ。

ふたりの関係は、マスク氏がフォン氏の投稿に「いいね」や返信をしたことで始まり、フォン氏が現大統領のトランプ氏を支持する投稿をするようになるにつれ、親密になっていったとされる。

マスク氏の関与のおかげで、フォン氏がXのプログラムを通じて2週間で2万1000ドル(約300万円)の収益を上げた頃に、マスク氏がDMで自分との子どもを持ちたいかどうかを尋ねたと匿名の関係者がWSJに語っている。

フォン氏はその申し出を断った後、やり取りについて友人たちに話したとされる。その中の一人が、現在マスク氏と幼い子どもをめぐって裁判をしているMAGAインフルエンサー、アシュリー・セント・クレア氏だったという。

セント・クレア氏の弁護士カレン・B・ローゼンタール氏は、親子鑑定の結果、セント・クレア氏が産んだ子どもの父親がマスク氏である確率は99.99%だったとハフポストUS版に述べた。一方、マスク氏はその子どもを公に認知していない。

セント・クレア氏は、2023年にマスク氏が彼女をXでフォローしたことがきっかけで知り合ったとWSJに語っている。DMでのやり取りから恋愛関係に発展する中で、マスク氏は何度も子どもを作ることについて語っていたという。

WSJによると、当時妊娠中だったセント・クレア氏との間で交わされたDMには、マスク氏が「世界の終わりが来る前にレギオンレベルに到達するため」に、他の女性を代理母にしてさらに子どもを増やすことを提案するやり取りがあった。

セント・クレア氏は2024年9月に出産。子どもの存在を公表しない代わりに1500万ドル(約21億3000万円)と、月10万ドル(約1400万円)の養育費の支払いを提示されたと述べている。

セント・クレア氏は2025年3月に、子どもの存在を公表し、親子鑑定を申し立てたことでマスク氏が「経済的な支援を大幅に減額した」と訴えている

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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