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暑い日々が続いています。自宅でエアコンを稼働したという人も多いのではないでしょうか。
久しぶりにエアコンを稼働する際、気をつけたいのは害虫による事故です。「製品評価技術基盤機構」(NITE)が過去に発信した注意喚起を振り返ります。
ゴキブリが侵入、どんな現象が起きる?
NITEによると、エアコンを巡っては、室内機が焼損する火災が発生し、使用者がやけどを負う事故が報告されています。
この火災の原因は「ゴキブリ」。エアコン内部や電気配線が集中するパーツにゴキブリが侵入したため、放電や発火を引き起こす「トラッキング」が発生し、火災に繋がるといいます。
屋外に機器の一部が設置されている「エアコン」などについては、製品の周囲にゴミや段ボールを置いたりせず、こまめに掃除して小動物や害虫を寄せ付けないようにすることが対策になります。
また、害虫や小動物が製品内部に侵入すると、不意に電源が入ったり、スイッチが効かなかったりするほか、焦げ臭いにおいがするなどの異常がみられることがあります。
これらの現象が起きた場合は、直ちに販売店や製造事業者などに点検・修理を依頼する必要があります。


