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米・テキサス州オースティンで、排水路に迷い込んだ1頭の子ジカが消防隊員と動物保護官によって無事に救出される出来事がありました。
オースティン動物センターが5月15日にSNSで発表し、The Weather ChannelやUPIなどが報じて注目を集めました。
近隣住民から「ストームドレイン（雨水排水路）の中に子ジカが閉じ込められているようだ」と通報があり、動物保護官と消防隊が現場に出動。消防隊員がマンホールの蓋を外し、保護官が中へと降りて慎重に子ジカを抱きかかえ、地上へと救出しました。
救出された子ジカは健康状態も良好で、母ジカがよく訪れるという静かな場所へと戻されたとのこと。
オースティン動物センターは「ストームドレインは都市部を通り抜ける“隠れた高速道路”のような役割を果たしており、多くの動物が利用しています。しかし、すべての動物が無事に抜けられるわけではなく、一部は中で迷子になったり閉じ込められてしまったりすることがあります」と説明しています。
