ハフポスト日本版クイズ部です。クイズ研究会出身のライターが、ちょっとした豆知識を身につけられるクイズを紹介しています!
5月も後半に差しかかると、沖縄からだんだん梅雨入りするシーズン。そもそも、「梅雨(つゆ)」という名前はどこから来たのでしょうか?
【問題】
Q. 6月に入り梅雨の季節になりますが、「梅雨」の語源として有力なのはどれ?
A)梅の実が熟す頃に降る雨だから
B)梅の香りが雨で強まるから
C)中国の「湿る」=「梅」に由来する言葉だから
D)梅の木がこの雨で一斉に開花するから
【まずは解説から(答えは最後に)】
春が終わり、夏が始まる前にやってくる雨の季節「梅雨」。じとじととした天気に悩まされることも多いですが、実はこの季節の呼び名には奥深い由来があります。
「梅雨(ばいう/つゆ)」という言葉は、中国の古い気象書にルーツがあるとされており、「梅の実が熟す時期に降る雨」という記述から、「梅」という漢字が使われたと考えられています。
また、同じく湿気の多いこの時期にカビ(黴)が生えることから、「黴雨(ばいう)」とも呼ばれたという説もありました。ただ「黴」は意味や見た目がよくないということで、「梅」の字が当てられるようになったともいわれています。
ちなみに日本では「つゆ」と読むのが一般的ですが、これは葉などに「露(つゆ)」がつくことや腐るという意味の「潰ゆ(つゆ)」といった日本語の音との関連があると考えられています。
【正解は…】
A)梅の実が熟す頃に降る雨だから でした!
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いかがでしたか?
普段何気なく使っている言葉の由来を知ると、いつもの季節も少し違って見えてきますね。
これからもクイズで楽しく知識を深めていきましょう!
このクイズはハフポスト日本版クイズ部が作問しました。


