台風第1号【あわせて読みたい】「1時間に100ミリの雨」警視庁の分かりやすい“例え”が「ヒィィィィ!」「こう聞くとえぐい」と話題
気象庁は6月11日、2025年の「台風第1号」が発生したと発表した。
西北西に進んでいる「ウーティップ」
台風第1号は「ウーティップ」。11日午前9時現在、南シナ海に存在しており、中心気圧は994hPa。西北西に進んでいる。
13日に海南島(中国)、14日から15日にかけて華南(同)に上陸する見込みだが、16日午前9時には華南(同)で温帯低気圧になる予報だ。
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また、この台風とは別に、同庁は「西日本では11日、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください」と呼びかけている。
11日は、梅雨前線が西日本から東日本に停滞。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、西日本を中心に雷を伴って激しい雨・非常に激しい雨の降る所がある見込みという。
11日午前6時から12日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で「関東甲信地方」80ミリ、「東海地方」100ミリ、「近畿地方」80ミリ、「四国地方」80ミリ、「九州南部」80ミリの予想。
また、九州南部では72時間降水量が400ミリを超える大雨となっている所がある。土砂災害や洪水災害に注意が必要だ。


