辛ラーメンが壁にぎっしり日本でも大人気の韓国発「辛ラーメン」が6月10日、専門店を東京の原宿、竹下通りにオープンした。
『辛ラーメン粉食(ブンシク)POPUPストア』は、韓国でおなじみの自動ラーメン調理器で、現地で人気の「漢江(ハンガン)ラーメン(ソウルの漢江沿いでインスタントラーメンを食べること)」を体験したり、インスタ映えするフォトスポットで写真を撮影することができる。
ハフポストは、6月9日に開催されたメディア先行体験会に参加。写真とともに、ストアの様子を紹介しよう。
原宿で「韓国の日常」を感じられれるニュースポット
原宿駅から竹下通りを明治通りの手前までグングン進むと、左手に出てくる赤いお店。それが『辛ラーメン粉食(ブンシク)POPUPストア』だ。
「粉食(ブンシク)」とは、 小麦粉を中心とした、粉で作られた軽食のこと。今ではラーメンやキンパなど安く気軽に食べられる軽食全般のことをいう。
竹下通りを進むと左手に見えてくる「辛ラーメン粉食」【あわせて読みたい】韓国のインスタント袋麺文化を日本へ。「辛ラーメン専門店」がオープン。韓国でお馴染みの自動ラーメン調理器も
お店は韓国のトレンドグルメを楽しめる「OKUDO Dining & Cafe」を「辛ラーメン」仕様に変えて営業。屋上も韓国ドラマ風にセットされており、そこで飲食することもできる。
体験会ではまず、袋入りの辛ラーメンを開け専用カップに入れ、お湯(もしくはミルク)の量や、チーズや青ネギ、卵など9種類のトッピングから3種類を選び、注文シートに記入する。
辛ラーメンの製造・販売を手がける農心ジャパンの成長戦略部門長のジョン・ヨンイル氏がイベントに来場していたため、せっかくなのでおすすめアレンジを聞いてみた。
農心ジャパンの成長戦略部門長のジョン・ヨンイル氏ジョン氏は、「辛いのが好きなら、汁なし辛ラーメンを試してみてください。こんなおいしさがあったのか、と思ってもらえると思います」と親切に教えてくれた。
ジョン氏のアドバイス通り、汁なし辛ラーメン(お湯少なめ、スープの粉全部入れ)に、ソーセージ、トマト、後入れで卵というトッピングで注文カードを記入すると、スタッフの方が専用カップに具を加えてくれた。
次のステップは自動ラーメン調理器だ。自分のカップを調理器にセットし、好みのお湯の量を選び、調理スタート。4分のタイマーがセットされる。お湯が注がれ、カップが熱され、麺がグツグツの煮込まれていく。ラスト1分くらいで麺をほぐし、混ぜる。残り時間が0になったら完成だ。
ジョン氏オススメの辛ラーメンアレンジを調理横には酢やごま油、マヨネーズなどの調味料が置かれており、自由に使うことができる。
屋外でインスタント袋麺を食べるのがおつ
ストア内でもそのまま食べることもできるが、せっかくなので屋上スペースへ。
そこにはまるで韓国ドラマに出てくるような空間が広がっているではないか。
屋上スペース。夜の雰囲気も良さそうさて、ジョン氏おすすめの「汁なし辛ラーメン」の気になる味はというと…
辛い!旨い!お湯「普通量」でも辛いのに、少なめにしたらそりゃ辛い!一瞬軽くむせる。
でもトッピングのトマトが「チリトマト」のような味を作り出し、その絶妙な酸味が最高においしかった。ジョン氏、감사합니다(カムサハムニダ)。
完食する頃には少しの汗と鼻水が出始めていた。
周りには、ミルクやバターを入れるなど、マイルドアレンジを楽しんでいる人もいた。辛いものが苦手な人でも、その食べ方なら楽しめるかもしれない。
辛ラーメン、お湯少なめ、トマト、ソーセージ、後のせ卵のトッピング韓国ではこのところ、コンビニで調理したインスタント袋麺を漢江(ハンガン)沿いで食べる「漢江ラーメン」がトレンドとなっており、日本人観光客にも人気のアクティビティになっている。
原宿の同ストアからは川こそ見えないものの、竹下通りを見下ろしながら擬似体験をすることができる、貴重なスポットだ。是非ともOST(韓国ドラマなどのサントラ)を心の中で流しながら、この雰囲気と辛ラーメンを楽しんでほしい。
6月15日までは特別オープニングイベントが行われており、事前予約が必要。
16日からの通常営業では、辛ラーメンシリーズだけでなく、ノグリやチャパグリなど約10種類のラーメンを、約500〜800円で提供する予定だという。追加料金でトッピングも加えることができる。
カウンターで料金を払い、袋麺と専用カップを受け取り、自分で自動調理器で作るという韓国スタイルを楽しむことができる。
『辛ラーメン粉食(ブンシク)POPUPストア』は、今後約1年間運営される予定。
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【『辛ラーメン粉食(ブンシク)POPUPストア』】
場所:「OKUDO DINING&CAFÉ」2Fと屋上
東京都渋谷区神宮前1丁目6-4 ゼンモール原宿ビル
営業時間:10:00-21:00


