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東映、東映ビデオによるムービー(映画)×ステージ(演劇)の挑戦的な融合を目指すメディアミックスプロジェクト「東映ムビ×ステ」の最新作、『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』が映画は6月13日より上映中、8~9月に舞台上演される。

この度、舞台の追加キャストの解禁とさらに舞台「しにつか」全3作品の脚本・演出を手掛ける毛利亘宏(少年社中)からシリーズ化できた喜びや、「ファイナル」となる本作への想いのコメントが到着した。

追加キャストとして発表されたのは、宮原華音、ザンヨウコ。またアンサンブルキャストも決定。『仮面ライダーガッチャード』でクロトー役で話題を呼び、元空手日本一の称号を持ち、格闘家でもある宮原華音は本作で鈴木裕樹が演じる死神遣い・鉄斎の妹・時雨を演じる。ザンは本作の演出・脚本の毛利亘宏が主宰の劇団「少年社中」の作品に多数出演しており、少年社中の本公演で本作の主演・鈴木拡樹とも共演している。本作では十蘭の側近である鵺灯(ぬえび)役を演じる。

宮原華音

宮原華音

ザンヨウコ

ザンヨウコ

また、舞台のあらすじの一部が先行解禁。

【あらすじ 一部】
幻士郎(鈴木拡樹)は幼馴染で死神遣いの鉄斎(鈴木裕樹)の妹・時雨(宮原華音)から「兄を止めてほしい」と告げられる。
そして、幻士郎は、鉄斎の身を案じ調査を開始する。一方、死神界では十蘭(安井謙太郎)はある者の謀叛により投獄されてしまう。
死神遣いの事件帖、いま堂々の完結へ!

脚本・演出の毛利亘宏 コメント

『死神遣いの事件帖』、ついにファイナルです!
この『死神遣いの事件帖』シリーズの舞台2作の脚本・演出を任され、携わってきました。映画で魅力的に描かれた『死神遣いの事件帖』の世界。最初に企画を聞いた時に本当にワクワクしたのを今も覚えています。鈴木拡樹さん演じる「久坂幻士郎」と安井謙太郎さん演じる「十蘭」。二人の魅力溢れるキャラクターが難事件に挑み強敵を打ち倒す! これほど痛快な新しい時代劇があるでしょうか? この企画に携わることになった時、舞台を映画に負けない最高の作品にしたいと決意しました。
しかしです……。舞台ではなかなかにその二人が揃わない……。
舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』では、幻士郎がいませんでした。強敵に挑むのは十蘭と庄司新之助。続く、舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』では、幻士郎と新たな死神・亞門が事件に挑む物語でした。つまり、十蘭がいませんでした。
最強のバディがなかなか舞台で出会わないそんなシリーズでした……。
しかし! しかし! しかし!
やっと! やっと! やっと!
今作、ファイナルにして舞台に幻士郎と十蘭が並び立ちます!
やっとこの時がきました。嬉しいです!
最高の二人が舞台を所狭しと暴れまくります!
さらには素晴らしい俳優たちがこの舞台に終結しております。信頼出来る仲間たちと共に最高のステージを作っていきたいと思います。
今から稽古が楽しみでなりません!
最高の舞台を皆さんにお届けできると確信しております。
ファイナルに相応しい死神遣いと死神たちの熱い戦いをご期待下さい!