小1で「猫の利き手」を調べた自由研究がXで話題です。
投稿したのは、その後社会人大学院生になってネコ研究を始め、書籍『ネコは(ほぼ)液体である』を出版した服部円さん(@madokahattori)。
「ネコの利き手を200回調べてた小1の私、えらい。ネコもえらい」というコメントとともに、「ねこは、みぎきき ひだりきき?」というタイトルの理科の自由研究の原稿4枚の写真を投稿。「もくてき」「けんきゅうのわけ」「けんきゅうのないよう」「よそう」「けんきゅうのほうほう」などの項目が書かれており、愛猫の「はっとりセドリック・ハンゾウ」の利き手を200回調べた結果が書かれています。
この自由研究に33万以上の「いいね」がつき、「すごいな…やはり賢い人は、小1から違うのか…」「小1の文章とは思えない 普段からそういったレポートを読んでいるかのような言葉遣い 尊敬します」といった反応のほか「よういするもの ・ねこ1ぴき(はっとりセドリック・ハンゾウ)」「200回も付き合ってくれたはっとりセドリックはんぞうがすごい…!うちのシャム猫だったら押さえつけた時点で暴れて5回目くらいで逃げてると思う」と、猫の名前が気になるという声も寄せられました。
服部さんに話を聞くと、猫の名前は当時のアニメ「小公子セディ」の本名セドリックからつけたのだとか。
また、猫の研究は忘れていて、美大卒でファッション誌の編集者になり、社会人大学院生としてネコ研究をはじめて、今年、京大で博士号をとったそうです。
反響の大きさに「インターネットの人たちはネコ好きだなと思います」と語っています。
服部さんの著書『ネコは(ほぼ)液体である』は、イグ・ノーベル賞受賞「ネコは液体」や、遺伝子レベルでマグロ好きなど、猫に関するおもしろい研究の数々を紹介しています。


