「2000年代初頭のビジュアル系全盛期、あのジャラジャラと輝くゴスパンネクタイは、V系ファッションの象徴だった」ーーそんなポストとともに公開されたのは、かつてビジュアル系(V系)ファッションを彩った“伝説のネクタイ”。
このネクタイを制作したのは、V系ファッションのデザイナー、NAOTO HIROOKA(@NAOTOSTUDIOJP)さん。手がけるブランド「h.NAOTO」は、2000年代初頭のV系バンド全盛期、多くのバンドマンや“バンギャル(V系バンドの女性ファン)”のあこがれでした。
今回公開されたネクタイは、ブランドの代名詞ともいえる赤いチェックのパッチや英字プリント、ジッパーやチェーンなど、当時の“ジャラジャラ感”をそのままに再現。過剰で非合理、そして唯一無二の存在感です。
「意味や生産性、原価率を超越したディテール…これがまさにV系ファッションの美学」と語るNAOTOさん。時代が変わっても、その信念は揺るぎません。
現在ではパーツの仕入れも高騰しており、「ファスナー代だけでも驚くほど高額」とのことですが、それでも「当時の情熱と誇張された魅力を忠実に蘇らせようと、2025年の今、妥協なく挑んでいる」といいます。
この投稿にXでは、「懐かしい…持ってましたねぇ…」「25年前のNAOTOの上下を着てライブに行きました」「ネクタイ、今でも現役です!」など、愛用者たちからの声が多数寄せられています。
NAOTOさんは「V系ファッションの魂は『過剰にメイクし過剰に着飾る生き様』にこそ宿るのだ」と投稿を結んでいます。
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