楽しいニュースをまとめてみました。
Google Japanが8月5日、生成AIを使った動画作成プロンプトを公式SNSで紹介しました。
今回紹介されたのは、歩行者用信号機中の人のマークを動かして、楽しい動画を作るというプロンプト。
普段目にするモノたちが、「えっ、そんな指示で良いの?」というプロンプトで命を吹き込まれる様子を目の当たりにできます。

「動く信号」の生成AI動画作成プロンプト

Google Japanが紹介したプロンプトはこれ。

動画は、美しい高解像度の 2D アニメーションで始まり、提供された静止画像をもとに、日本の歩行者用信号機が緑色の歩行者マークを点灯させている様子が描かれている。滑らかで魔法のようなトランジションにより、緑の歩行者マークが信号パネルの中で命を吹き込まれ、静止した姿から突然ブレイクダンスを始める。まるで熟練の B ボーイのように、ダイナミックかつ正確な動きを披露しながら、鮮やかな 2D アニメーションのスタイルを保つ。

(プロンプトの解説は後半で)

実際に、動画を作ってみた。

用意した静止画の画像はこれ。
近所で撮影した、何の変哲もない日本の歩行者用信号機です。近所で撮影した、何の変哲もない日本の歩行者用信号機です。
そして、出来上がった動画はこれ。
【動画】実際に作ってみた「動く信号」の動画
作成までは1分程度でした。

「動く信号」のプロンプトを使った動画の作り方

1.「Gemini Pro」プランでGeminiにログインします。

2.画面下部のテキスト ボックスに質問やプロンプトを入力します。
このとき、
① Videoを選び、
② 動画にしたい画像をファイル追加アイコンに添付し、
③プロンプトをコピペして貼り付け、
④紙飛行機のような送信アイコンをクリックして生成を始めます。
Geminiでの動画の作り方:テキストボックスにプロンプトを入力する手順Geminiでの動画の作り方:テキストボックスにプロンプトを入力する手順
実に簡単です。

プロンプトに書かれていることを確認してみよう。

Google Japanが教えてくれたプロンプトに書かれていることを確認してみると、大きくは、次の2つに大別されます。

1. 動画は 2D アニメーションで、提供された静止画を元に作成されるという条件
2. 動画の内容を時系列で説明

2つ目の、動画の内容に含まれている内容は、

  • 歩行者用信号機が点灯してて、

  • 滑らかで魔法のように場面が切り替わり、

  • 緑の歩行者マークが動き出す。

  • 動く内容はブレイクダンスで

  • そのダンスが超うまい。

というものです。
Google Japanが教えてくれたプロンプトのように、話し口調で、かつ、「魔法のように」「熟練の B ボーイ(ブレイクダンスを踊る男性)のように」といった、ざっくりとした指示でもしっかり生成してもらえるのがわかります。

Google Japanはこの他にも、Geminiを使った生成AIのプロンプトを頻繁に紹介しています。チェックしてみて。

【あわせて読みたい】見守りカメラで部屋の犬を見たら…⇒緊急事態発生に「そこ違うー!」「覚悟を決めた虚無の顔」とネット仰天

…クリックして全文を読む