子どもの心理に着目して作った傘の投稿に「すごいアイデア!」と10万もの「いいね」がつき、話題となっています。
投稿したのは、クリエイターのRyohei Miyataさん(@gainenM)。
「車輪がついた傘を作りました。 雨が止んだあとは、転がしながら持ち歩けるので、ちょっと楽しいです」というコメントとともに、閉じた傘を持つ子どもと傘の先端のアップ、そして傘の「解説図」を公開しました。
傘の先端に「カサホイール」という車輪を装着して、傘をコロコロと転がせるようになっています。
この投稿には10万近い「いいね」が集まり、「引きずってダメにして毎回おかんに叱られてた…小学生時代に欲しかった」「すごい!!神発明!!!」「素敵です!息子たちが小学生の頃にあったら絶対に買いました」「ナイスアイデアですね!」といった声が寄せられました。
投稿主に話を聞くと「 傘は雨が止んだ途端、『便利な道具』からただの『邪魔な荷物』に変わってしまいます。 そんなプチストレスを少しでも楽しく解決できないかと思い、先端に車輪をつけた傘を作りました」と教えてくれました。
着想のひとつは、ショッピングカートを押したがる子どもの心理だそうです。
投稿主自身、大人になった今でも、キャスター付きの椅子や台車を転がすコロコロ感がなぜか好きで、「人間は本能的に車輪を転がす快感を求めている生き物なのでは?」と考えた、とのこと。 「『使っていない時の傘は邪魔な荷物になる』という気づきと『転がすのが楽しい』という感覚、このふたつを掛け合わせることで、雨上がりの傘の扱いが、ちょっとした遊びに変わるのではないか」と考えたそうです。
デザイン面では、おもちゃっぽくしすぎないよう気をつけたそう。あまりにもカッコいい見た目にしてしまうと、子どもたちのテンションが上がりすぎていろんな場所を爆走してしまう懸念があり、あえてシンプルな見た目に仕上げたのだとか。「『コロコロするのが楽しい』という遊び心と『日常に自然になじむ』実用性のバランスを大切にしたそうです。
大きな反響に対して「自分の投稿のリプライ欄が、小さな企画会議室のようになっていたことがとても嬉しかったです。本来、アイデアに対するフィードバックは、アンケートや定量・定性調査など、時間やコストがかかるものですが、Xの投稿ひとつで、多くの人からアイデアや改善案、ユニークな視点をいただけました。まさに“集合知”のありがたさを感じた体験でした」とのコメントを寄せてくれました。
【画像】コロコロ転がしたくなる!
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