LGBTQをテーマにしたブックフェアには、船橋市内の中高生らが選んだ本が並んでいる。LGBTQやジェンダーをテーマにしたブックフェア「モノクロ〜世界を彩るカラフルの魔法〜」が、船橋市中央図書館で開かれている。会場には、市内の中高生ら13人が選んだ本13冊が展示されている。8月31日まで。
セクシュアリティに関する知識を深め、より話しやすい環境を作ることなどを狙いに、認定NPO法人JASH日本性の健康協会が2023年から開催している。
特徴は中高生が中心に、LGBTQについて知ってもらいたいことを語り合い、自ら本を選んでいるということだ。
今年は『世界のLGBTQ+の歩き方：体験から文化、歴史、ナイトライフ、追悼まで』（原書房）、『境界を生きる 性と生のはざまで』（毎日新聞社）などが並ぶ。
「モノクロ〜世界を彩るカラフルの魔法〜」というテーマには「同じ色のモノクロの世界に、LGBTQを象徴とするカラフルな色が必要ではないか」という思いが込められている。
担当者は「子どもたちが選んだ本を通して、LGBTQについて知ってもらうきっかけになれば」と話す。
