ラスベガスのイベントに参加したクリスティン・ベルさんとダックス・シェパードさん（2025年2月22日）アメリカの俳優クリスティン・ベルさんが投稿した、夫で俳優のダックス・シェパードさんへの結婚記念日メッセージが、家庭内暴力を軽んじているとネット上で批判された。
ベルさんは10月18日、シェパードさんと抱き合う写真をInstagramに投稿し「かつて私に『僕は決して君を殺さない。多くの男がある時点で妻を殺してきた。でも僕はいくら君を殺したくなるような誘惑があっても、決してそうはしない』と言った人へ。12回目の結婚記念日おめでとう」とつづった。
この投稿に対し、「全然笑えない。どんな男が妻にそんなことを言うの？」「DVはジョークじゃない」「これを面白いと思う人は、DV被害者や殺害された人の遺族と話してほしい。あなたの投稿がどんな影響を与えるか考えて」など、多くのコメントが寄せられた。
また、アメリカでは10月が「家庭内暴力啓発月間」であることから「不適切なタイミングだ」と指摘する声もあった。
一方で発言は冗談だと擁護する声も投稿されており、俳優のメアリー・スティーンバージェンさんは「大笑いしましたよ！」とコメントしている。
ベルさんとシェパードさんは2013年に結婚し、現在12歳のリンカーンさんと10歳のデルタさんの2人の子どもを育てている。
夫婦はSNSでの“おふざけ”投稿で知られており、2025年7月にベルさんがエミー賞にノミネートされた時には、靴下だけを履いてヨガをしている妻の写真をシェパードさんが投稿。「エミー賞にノミネートされる演技の裏には、こうした努力があるんです。これが実際のトレーニングかはわかりませんが、きっと意味があると思います」と書き込んだ。
また、ベルさんは9月に夫のポッドキャスト『Armchair Expert』に出演した際に「結婚前にもう少し恋愛を楽しんでおけばよかった」と語り、シェパードさんは「彼女はすでにとてもアクティブだったけど、もっとアクティブでいたかったみたいだね」と応じた。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_68ed9328e4b058bb20d374a5
