金木犀の風味を閉じ込めたシロップが「とても美しい」とSNSで話題になっています。
投稿したのは、ぱーりんか │ Bar Pálinkaさん(@BarPalinka)。東京都の神楽坂で営業しているバーです。
今回「今年も秋を閉じ込めました。自家製金木犀シロップがあまりにも美しいのでみんな見て」として、透明の容器に入ったシロップを公開。
毎年この時期になると作っているという自家製の黄色いシロップに、金木犀の花びらが浮かんでいます。
投稿主によると、隣のフレンチレストランの敷地に生えている金木犀を毎年許諾を得て摘ませてもらっているそう。
摘ませてもらったお礼に、シロップをお裾分けしているのだとか。
こだわりは、金木犀の花弁だけを使うこと。萼(がく)や茎は完全に除去するそうで「花弁だけを使用している例は少ない」と言います。
収穫よりも選別にとにかく時間がかかるそうです。
金木犀はとにかく量を使わないと、香りが立たないそうです。
この投稿には4.6万もの「いいね」が集まり、「魔法の飲み物みたいです」「めちゃくちゃ綺麗だ」「ハリーポッターに魔法薬ででてきそう」といったコメントが寄せられました。
こうした反響に対し、投稿主は以下のようにコメントしています。
「とても人気であり、季節感が大事なものでもあるため投稿から1週間は金木犀シロップ目的の方からのご来店、ご予約が多いです。初年度は200mlほど作成し、1日でなくなってしまいました。
増産をしましたがそれでも即完売という状況だったため、翌年からは生産数を大幅に増やしました。
5Lのシロップを作成するのに収穫、選別、煮詰めを含めると15時間以上掛かります。
なかなか骨の折れる作業でしたが皆様の笑顔を見るとやってよかったなと思います。シロップなのでノンアルコール対応ができます。より多くの方に楽しんでいただくことができるため来年も作成したいと思います。
もし金木犀シロップを楽しみたいという方がいましたら、お早めのご来店をお勧めします。また、席数が少ないためご予約をいただけると幸いです。満席の際はご容赦ください」
【画像】魔法の飲み物みたいな美しさ


