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今年(2025年)の第9回仙台国際音楽コンクールで最高位に選ばれたムン・ボハ(ヴァイオリン部門第2位)とエリザヴェータ・ウクラインスカヤ(ピアノ部門優勝)が12月5、17日の両日、東京都の浜離宮朝日ホールでコンクール後初となるリサイタルに臨む。杜の都・仙台から世界にはばたいた若き才能の“今”の音を、存分に楽しめる公演だ。

ムン・ボハ

ムン・ボハ

12月5日(金)に出演するのはヴァイオリンのムン・ボハ。韓国出身の19歳で、アメリカのカーティス音楽院で研鑽を積んでいる。本公演ではダラピッコラ、グリーグ、シューベルト、ヴィエニャフスキの曲を取り上げる。いずれも「大好きな曲」と明言する作品愛を前面に押し出したプログラムだ。技術的な難曲もあるが、曲ごとに表現される抒情性を、優美な響きで巧みに引き出すことだろう。

エリザヴェータ・ウクラインスカヤ

エリザヴェータ・ウクラインスカヤ

12月17日(水)にはピアノのエリザヴェータ・ウクラインスカヤが出演。ロシアのサンクトペテルブルク音楽院で教鞭を執る傍ら、音楽活動を行う俊英だ。リサイタルでは、プロコフィエフ、ラフマニノフ、ムソルグスキーと「オール・ロシア・プログラム」を用意。中でもムソルグスキーの「展覧会の絵」は博士論文も著した思い入れの強い作品で、熟達した表現に期待が高まる。

仙台国際音楽コンクールは2001年から3年ごとに開催されているヴァイオリンとピアノの2部門による国際コンクール。協奏曲を課題曲の中心に据えているのが特徴で、若手音楽家の登竜門として世界から多くの注目と期待を集めている。これまでにスヴェトリン・ルセフ、松山冴花、アリョーナ・バーエワ、岡本誠司、ユジャ・ワン、津田裕也、ヴァディム・ホロデンコ、ブルース・リウなど多くの入賞者たちが世界で活躍している。