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数学教育者の横山明日希さん(@asunokibou)が、Xに投稿した1枚の写真が話題を集めています。

横山さんが「三角形の内角の和が180°であることが視覚的にわかるスポットを今年の夏に見つけました」と添えて投稿したのは、ガラス屋根を支える金属フレームが連続した三角形のように見える光景。

算数の教科書に載っている図形が、そのまま街中に現れたかのような一枚に、「おお、確かに180°!」「こういうのワクワクする」「数学が苦手だったけれどこれは楽しい」など、多くのコメントやいいねが寄せられました。

今回の反響について、横山さんは次のように話します。

「自分が“数学っぽい”と感じて撮った景色に、多くの方が共感してくれるのはとてもありがたいです。補足を投稿してくださったり、ほかの方の質問に答えてくれたりと、数学の話題が自然に広がっていく様子が嬉しいですね」

横山さんは普段から、算数・数学を教室の中だけに閉じず、体験として楽しめるコンテンツを発信しています。「ふとした景色や会話の中にも数学は潜んでいて、それを“感じる時間”が増えることが大切だと思っています」と、算数・数学の魅力やその向き合い方について語りました。

ちなみに、今回の写真は、東京ビッグサイトの1階通路から見上げたときに発見したものとのこと。横山さんのXアカウントではこのほかにも、錦糸町駅で見つけた「面積を求めたくなる床」、帯広の公園で「放物線がどの向きから見ても放物線であることを確認した」動画、名古屋で見つけた「中学受験の基礎問題っぽいタイル」など、各地で出会った“街の算数・数学”が紹介されています。

街を歩くとき、少しだけ視点を変えてみると、そこには思わぬ角度で数学が潜んでいるのかもしれません。

【画像】「算数・数学を感じる風景」を一気見!

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