冬の定番アイテムである毛皮付きフードコートの「正しい着方」を巡り、SNSを中心に大きな議論が巻き起こっています。
発端となったのは、米シカゴ在住のコンテンツクリエイター、ジェシカ・アルザモラさんが投稿した動画でした。
アルザモラさんは動画内で、「毛皮付きフードはおしゃれ目的ではなく、機能性のためのもの」だと主張。毛皮部分は外側に見せるのではなく、内側に折り込んで顔を囲むことで、耳や頭部を冷たい風から守れると説明しました。
「シカゴは8度。ちゃんと暖かくしないと」と呼びかけた彼女の投稿は、Instagramで115万件以上の「いいね」を集めました。
この主張はメディアにも取り上げられ、「私たちは何年もフードの着方を間違えてきたのかもしれない」と驚きの声が広がりました。一方で、LADbibleによると、毛皮を外側にするのは風や雪を分散させるためという伝統的な考え方もあり、意見は分かれています。
Tribuneは、専門家の見解として「毛皮フードは本来、極寒地で風や霜を防ぐ実用的な役割があったが、現代のデザインは見た目重視のものも多く、正解は一つではない」と伝えています。
アルザモラさん自身も後に、「自分が暖かく過ごす方法を共有しただけ。やり方は人それぞれ」とコメントしており、最終的には好みと環境次第と言えそうです。


