公明・斉藤鉄夫代表と立憲・野田佳彦代表次期衆院選に向け、立憲民主党と公明党は1月15日に党首会談を行い、新党を結成することで合意した。NHKなどによると、新党の名称は「中道改革連合」となる方針で、16日にも正式に発表される見込みだという。
「中道勢力の結集」を目指して結成される新党。15日の記者会見で、立憲・野田佳彦代表と公明・斉藤鉄夫代表が「中道とは何か?」といった質問を記者から受ける場面があった。
両者はどう答えたのか。
野田氏「現実生活に根ざしたところに中道の意味がある」
立憲・野田氏の会見では、記者が「代表が考える中道とはどのような考え方なのか、政治姿勢なのか」と質問。野田氏は以下のように答えた。
「どちらかというと大上段に構えて勇ましいことを言うような政治に対抗して、国民の暮らしに直結したことをコツコツと訴え、実現をしていくという現実生活に根ざした、そういうところに中道の意味があると思いますし、従来の他の世界各国の中道勢力を見ると、人道であるとか平和であるとか人権であるとかというところに力を入れている政党があると思いますので、その意味では我々も、あるいは公明党の皆さんも、そういう政策には力を入れてきた共通点があると思いますので、その上でしっかり綱領と政策ををまとめていきたいと思います」
斉藤氏「粘り強い対話で合意形成を図っていく政治手法」
公明・斉藤氏の会見でも同様の質問があり、斉藤氏はこう答えた。
「これは人間の幸せが第一、人間の幸せより他にもっと大事なものがあるという考え方ではない、という人間中心主義です。また、別の言い方をすれば人間の生命、生活、生存を最大限尊重する考え方だと思います。また、分断と対立をエネルギーにする、そういう政治手法ではなく、色々な異なる意見を聞き、そして合意形成を図っていく、粘り強い対話で合意形成を図っていくそういう政治手法、これを私どもは中道主義、このように考えているところです。右と左の真ん中という意味ではなく、大きく包み込む包摂主義、共生社会、これを目指していくということも中道主義の一つの側面だと思います。こういう政治に共鳴する人たちを集めて、それが日本の政治の中心になるということが、私は日本の政治をこれから変えていく大きな力になると思っておりまして、今回その中道主義の塊を作っていく一歩だと、スタートだと思っております」
衆院選の日程は?
新党では、野田氏と斉藤氏が共同代表に就く。立憲と公明は解党せず、「中道改革」の理念や政策に賛同した衆院議員が離党し、新党に参加する。参院議員と地方議員は引き続きそれぞれの党に所属する。
高市早苗首相は14日、自民党と日本維新の会の幹部との会談で、23日召集の通常国会の早期に衆院を解散する意向を伝えた。次期衆院選の日程は、1月27日公示、2月8日投開票が有力視されている。
【動画】「中道とは何か?」にどう答えたか。両氏の会見


