富士山付近で観測された明るい火球をめぐり多数のコメントが寄せられ、Xで話題になっています。
動画を公開したのは、藤井大地さん(@dfuji1)。博物館の天文担当学芸員をしており、流星や月面衝突閃光、人工衛星などを定点観測し、投稿しています。
今回「先ほど明るい火球が流れました。2026年2月9日20時59分10秒の火球を富士から撮影した様子です」として、動画を公開。
富士山を背景に、上空から光の筋が伸びてきて、丸く発光する姿が映っています。
「私は普段、流星の元となる小石が太陽系のどこから来たのかを探るため、自宅(神奈川県平塚市)と実家(静岡県富士市)の2地点から同時観測を行っています」と話す投稿主。
今回、投稿主が撮影したのは、静岡県から見た火球です。
かなり明るかったので、隕石として地上に到達したかどうかが気になったそうです。
「一般的に高度20kmくらいまで光り続けていれば地上に到達した可能性がありますが、平塚と富士の2点観測の結果、消え終わった高さは30kmほどでしたので、上空で燃え尽きたものと推測されます」とのこと。
この明るい火球については、他県でも目撃したという声が相次いでいます。
投稿には「これ、たまたま見かけました。すごかったです」「さっきこれみた!」「やっぱり火球だったんだ」といった声が寄せられました。
こうした反響に対し、投稿主は以下のようにコメントしています。
「最近は見守りカメラやドライブレコーダー、スマホなど、様々なカメラが身近にあふれ、火球が撮影されるケースが多くなりました。
流星の故郷は、プロの天文学者が使うような大きな望遠鏡1台だけではわかりません。様々な場所から同時に観測することで、どこから来たのか、もし隕石として落下した場合はどのあたりなのか推定することができます。
それはプロの天文学者1人ではできず、たくさんの市民科学者の参加によって達成できます。科学する人もプロの天文学者だけに任せるのはもったいないです。私のように、天文学を楽しむ、天文『楽』者になる人が増えるとうれしいです」
【動画】こんなにまばゆい光が…!


