イギリス・エセックス州サウスエンド沖のテムズ川河口付近で、Amazonの配送バンが干潟に進入し、立ち往生しました。
サウスエンド・オン・シー沿岸警備隊の発表によると、運転手はGPSのナビゲーションに従ってフォウルネス島へ向かう途中、誤って徒歩専用の古道「ブルームウェイ」に車で入り込んでしまったといいます。
CNNによると、このブルームウェイは約600年の歴史を持つ全長約10kmの道で、干潮時にのみ通行可能となる広大な干潟です。管理元のQinetiQ社は車両の走行は違法で専門知識が必要な場所であると指摘しています。
BBCが引用した教区記録によれば、この道では過去に100人以上が命を落としており、急速に満ちる潮や足を取られる軟らかい泥の危険性から「イギリスで最も危険な歩道」とも呼ばれています。
今回の事態を受け、沿岸警備隊は同所が防衛省(MOD)の所有地であり極めて危険な地域であると改めて警鐘を鳴らしました。
幸いにも乗員の無事が確認され、車両は同日午後に回収されましたが、一歩間違えれば大惨事になりかねない事態でした。


