イングランド各地で、2月17日の「シュローブ・チューズデー(パンケーキデー)」にあわせた“激しすぎる伝統行事”が開催されました。
Yahoo! Sportsによると、ウォリックシャー州アザーストーンでは、1199年に起源を持つ「アザーストーン・ボールゲーム」が毎年行われ、今年で第826回を迎えました。ルールはほぼなく、2時間にわたりボールを奪い合うというもの。
The Liberty Lineは「ラグビーのスクラムと酒場の喧嘩が混ざり合ったよう」と表現しています。
午後3時、狭い道の中でぎゅうぎゅう詰めの群衆に、革製ボールが投げ込まれると、激しい取っ組み合い、押し合いが繰り広げられます。その光景は、まるで日本の「だんじり祭り」をさらに激しくしたようです。激闘の末、今大会はジェームズ・バーナード氏とキーラン・マーシャル氏の2人が共同勝者となりました。
一方、Metro誌によると、ダービーシャー州アシュボーンでは「ロイヤル・シュローブタイド・フットボール」が2日間にわたり実施され、町を南北に分けた戦いが繰り広げられました。中には、顔から血を流す参加者もいたようです。いずれも中世にさかのぼる“モブ・フットボール”の名残で、窓を板で覆うなど町全体で備える光景が見られました。
こうした行事は「極端な暴力」の懸念も指摘されており、BBCの報道によると、2024年の大会では警察が改善を求めていました。
Historic UKによると、シュローブ・チューズデーは四旬節(イースター準備期間)の断食に備え、卵や脂肪を使い切る日で、パンケーキを食べる習慣があります。仮装姿でフライパンを持って走る「パンケーキレース」も各地で行われました。


