トシちゃんと一緒にハッピー&ヘルシー!パーティーはこれからだ!“田原俊彦”2026年も日本中を元気にさせるぞ!大発表会
2026.2.26 都内
前人未踏、奇跡の現役アイドル、永遠の“トシちゃん”こと田原俊彦が、50周年へのカウントダウンとしてデビュー45周年以降、自身の誕生日前後に毎年開いている活動報告会を2月26日、都内で行なった。今年は『トシちゃんと一緒にハッピー&ヘルシー!パーティーはこれからだ!“田原俊彦”2026年も日本中を元気にさせるぞ!大発表会』と銘打ち、2026年に行う3つのプロジェクトの活動概要を発表。会見中はサービストークで場を盛り上げ、撮影では「まだ準備運動してないから」と言いながらも、何度も右足を高く振り上げ、ジャンプを繰り返してパフォーマンス。昭和・平成・令和を駆け抜け、いまも現役バリバリ、これぞKING OF IDOLな会見の模様をレポートする。
自身のヒット曲「抱きしめてTONIGHT」が流れるなか、トシちゃんは「ハッピーバースデー、トゥ、ミー!」と28日に65歳の誕生日を迎える自分を自ら祝いながら、颯爽と壇上に登場。
「55歳になります!」と冒頭からいきなりボケを入れつつ「今日はカズの誕生日だね」と元サッカー&フットサル日本代表で、トシちゃん同様、現在も福島ユナイテッドFCに所属し、こちらも前人未踏、奇跡の現役プレイヤーを続ける盟友・三浦知良選手を讃えた。
そして、デビュー47年目を迎えた今年、トシちゃんは2026年7月23日、埼玉・川口総合文化センター・リリア公演を皮切りに全国18公演をのツアーを開催。そのスケジュールとタイトル、キービジュアルを最初にビジョンを通じて公開した。
今年のツアーは、昨年の『DANCER with KING of IDOL 踊るパワースポート!』に続いて『DANCER with KING of IDOL ~パーティーはこれからだ!~』がツアータイトルとなる。「歌って踊って笑わせて、みんなとわちゃわちゃ大騒ぎするパーティーにしたい。今年も生バンドとダンサーたちとド派手にいきますよ」と本ツアーに向けての意気込みを口にした。さらに、このツアー開催前には、6月17日に自身82作目となるニューシングルをリリースすることも続けて発表。
シングルのレコーディングはすでに終わっており、あとはミュージックビデオの撮影を残すのみだという。気になる新曲については「(デビュー曲の)「哀愁でいと」から82作目。最高の曲ができました。今回の新曲は僕らしいというか、ファンキーな感じもするし、ちょっとジェームス・ブラウン、ブルーノ・マーズの世界観があるようなド派手な曲です。“パーティーはこれから!”というツアータイトルにピッタリなので、こちらを掲げて、全国を回りたいと思います」と話した。さらに、昨年6月に発表しツアーでも披露してきた81作目のシングル「LIFE IS A CARNIVAL」は、約32年ぶりにオリコン週間ランキングのトップ10入りを果たしたので「今年も新曲をベスト10に食い込ませて、ファンのみなさんを喜ばせたい」と意気込んだ。
また、社会貢献活動としてトシちゃんが「サンタになる人」を募集して、ひとり親家庭の子どもたちにプレゼントを贈る参加型ソーシャルエンタテインメント「トシちゃんサンタ団」についての報告もあった。「僕も母子家庭育ちで、子ども4人、経済的に厳しい環境で過ごしてきたので、少しでも社会貢献を。母子家庭、父子家庭の子どもたちなにかできたら」という動機で始めたこちらの活動は、今年で4年目に突入。ファンの方々や企業の協力のもと「昨年はSEGAさんからおもちゃを、インバースネット社さんからはパソコンを、不二家さんからはケーキを贈らせてもらいました」と「トシちゃんサンタ団」の活動の内訳を伝えた。「今年はさらにスポーツ界などにも広がって、活動は大きくなってきています。プレゼントを貰った子どもたちが笑顔になると、親御さんも喜んでくれる。引き続き、こちらもやっていきます」と話した。
そして、50周年に向けて世の中をハッピー&ヘルシーにする「ダブルHプロジェクト」の、今年のプロジェクト第1弾として、まず3月10日に発売される雑誌『昭和40年男』の表紙&巻頭特集をトシちゃんが飾ることを発表。「3月10日発売? (松田)聖子ちゃんの誕生日ですね」と言って場内の笑いを誘ったあと、同誌の編集長・竹部吉晃氏が登壇。この雑誌は“昭和40年”をキーワードにした男性カルチャーマガジンで、本号の巻頭インタビューでは、これから還暦を迎える男性たちが、華麗なる60代をどう生きていくのかをテーマに「いまも輝き続ける田原さんの過去、現在をたっぷりと語って頂きました」と話すと、トシちゃんは昭和を駆け抜けたアイドルらしく、すぐさま《現在・過去・未来 あの人に逢ったなら~》と渡辺真知子のヒット曲「迷い道」を歌唱しながら、インタビューについては「適当なことしか言っていってないけどね(笑)」と言って少し照れてみせた。そもそも、今回表紙&巻頭にトシちゃんが抜擢されたのは、ここ数年でトシちゃんのコンサートに男性ファンが急増したことにあるという「いまはコンサートに来る3割が男性ファン」だと語るトシちゃん。「田原さんのブレない姿勢、エネルギッシュな生き方がそんな男性ファン、さらには大人の男性たちのバイブルになるような作品」になったと竹部氏は力説。最新のトシちゃんの撮り下ろしグラビアとともに、チェックしてもらいたい。
さらに、プロジェクト第2弾として「VALENキャラクターブランド化プロジェクト」なるものを発表。こちらは、トシちゃんの愛犬であるトイプードルのVALEN(ヴァレン)を、いま世界中で大人気のスケートボードに乗る犬のキャラクター「JOHN(ジョン)」の生みの親であるクリエイター・SHIBA-CHANがグラフィックデザインを担当してキャラクター化。そのキャラクターを、トシちゃんのBA@RBRICKを大ヒットさせたメディコム・トイがマーチャンダイジング展開していくというもの。グラフィックを担当したSHIBA-CHAN氏は「誰にでも受け入れられる、誰が見てもいいというのが僕のテーマ。田原さんは誰からも愛されるキャラクターなので、今回僕もやりたいなと思いました。田原さんはどの世代、どんな人からも愛されるスターで、VALEN君も自分はスターなんだと勘違いしているというイメージをグラフィックに取り入れました」とVALENのデザインコンセプトについて解説。するとトシちゃんも「僕のテーマカラーである赤も入って。こんなかわいい仕上がりにしていただいて、嬉しい限り」とVALENのキャラクター化を大喜び。そんなVALENブランドの第1弾は、アメリカのスポーツウェアブランド「DISCUS ATHLETIC(ディスカスアスレチック)」とのコラボとなり、こちらは3月7日から東京・神宮前「Co:lab by Discus」でTシャツの販売がスタートする。メディコム・トイの代表取締役をつとめる赤司竜彦氏は「よりトシちゃんパワーを増大だせるために、SHIBA-CHANと1年ぐらい前に引き合わせました。このあとも立体、デジタルなど、VALENというキャラクターがトシちゃんと同じぐらい有名になっていくように展開してきます」と伝えると、トシちゃんも「“JOHN”は世界で人気ですから、VALENも世界に出て行きたいですね」と目を細めた。
さらに、プロジェクト第3弾として昨年、東京・国際フォーラムAで開催したトシちゃんの大熱狂ライブを、6月5日から関東圏のイオンシネマ(イオンシネマ板橋、イオンシネマ多摩センター、イオンシネマ幕張新都心、イオンシネマみなとみらい、イオンシネマ浦和美園)で応援上映を行なうことが発表された。応援上映では、コンサートと同じようにペンライトを振って楽しむことができる。「コンサート来られないファンの方ももいらっしゃいますから、交通の便とかで足を運べない方々は、ぜひともこういう機会に観ていただけたらと。結構な迫力なので、僕もみなとみらいとかちょいちょい行くんで、観に行きたいと思います」と語ったトシちゃん。「たまに、映画とか観に行くじゃない? 60歳すぎると(チケットが)安くなるんだよ。嬉しいけど、ショック」と言って取材陣を笑わせた。
このあとは、メディアとのトークセッションタイムへ。
数日後に65歳を迎えることについて聞かれると「前期高齢者です。やさしくしてください」と笑顔で伝え、続けて「僕のなかでは年齢ってそんな気にしたことないし、人生100年、長くなってるじゃないですか。日本は世界一の長寿国。お袋なんて93歳で超元気。僕のなかでは年齢は“記号”みたいなもの。まだまだ歌って踊って生きていきますよ!」とカッコよく断言。さらに、若々しくいる秘訣について質問されると「エロですね」と即答して記者を笑わせながらも、「コンサートはキツいからね」と言って、プライベートでは「昨年は1日平均12,000歩! 今年は13,000歩は歩いてる。10,000歩いってないときはマンションの廊下やベランダを往復したりしている」と告白した。そして、自分の上の世代では「矢沢永吉さんや五木ひろしさん、沢田研二さんがあれだけやってるんだから、まだまだ僕もいけるなって励みになりますし、自信にもなります」と伝えた。
さらに「昭和平成令和と駆け抜けて、いま若い世代と一緒にお仕事をする上で心がけていることは?」という質問に対しては「デビューしたての頃は、周りは親と同じ世代ばかりでしたけど、ここ10年でコンサートの現場に行くと“俺が1番じじいだ”と自覚するようになりました(笑)。スタイルとしては、プライベートではすごいふざけてるけど、僕は若いときから仕事に対してはストイックなタイプ。仕事のチェックは厳しいんですよ。それは、少しでも仕上がりを100%に近づけたいから。いまは、態度などであまり回りにプレッシャーをかけないようにして、適材適所でやさしくしなくちゃなと思うようにはなったかな。女の子にはいつもやさしいんだけどね」とトシちゃんらしい笑いを添えながら、処世術を届けた。
改めて今回のツアーの見どころについて質問が及ぶと「僕の曲、いま500曲ぐらいあるから、そのなかでやらなきゃいけない曲、絶対歌って欲しい曲は入れます。その上で、最新シングルを目玉にして、去年はスペシャルとして僕がTBSさんと交渉して『3年B組金八先生(第1シリーズ)』の映像を借りて、オフコースさんの「さよなら」をやったんですけど。そういう、みんなの記憶に残っている曲や、ダンサブルなものからバラードまで、少しでもたくさんの曲を届けられるようにして、来てくれたらかならず楽しませます」と意気込み、最後はツアーに向けて、ファンにメッセージを贈った。
「僕は運良くこの世界で“田原俊彦”という役割をいただいて。「哀愁でいと」でデビューしたときは10年もつかなと思ってましたけど、65歳になったいまでも、こうして全国をツアーで走り回れるのはファンのお陰。観に来てくれる人がいないとできないですから。デビューした頃は99.9%が女性だったけど、40歳ぐらいになってからは男性も足を運んでくださるようになってきて、いまは3割が男性のファン。ファンの熱量は昔よりもさらにパワーアップしてるんです。昔はキャーキャーっていう声援のキーが高かったんだけど、そこにいまは男性陣も混ざるから低くはなったけど、迫力が凄い。それで、みんなでペンライトを持って、歌って、合いの手も入れてくれる。そんなファンのみなさんに感謝の気持ちを届けるとともに、こんな年齢になってもバリバリやれるんだぞっていうものを見せていきたいと思います」
取材・文=東條祥恵 撮影=大橋祐希