国内最大級のレシピサイト「クックパッド」が3月19日に導入した新機能「レシピスクラップ」が物議を醸している。
【画像】クックパッドの実際の声明文
YouTubeやSNS、料理家の個人サイトなど、外部サイトのレシピをURLからクックパッドアプリ内に保存できるという機能だ。
自身のサイトでレシピを配信するレシピ配信者やネットユーザーらからは「リスペクトがない」などと批判が集まっている。
一方で、外部サイトのレシピを取り込む機能は「クックパッド以外にもある」という声もある。一連の経緯や意見を整理する。
クックパッドは「(レシピ配信者と)一緒につくっていきたい」
この新機能では、無料会員が週5件まで、月額550円のプレミアムサービス会員は無制限にレシピをインポートすることができる。
ユーザーがレシピを見返す際、掲載元サイトを訪れなくてもクックパッド上で完結するため、ユーザーにとっては便利な機能といえる。
だがレシピの配信は、自身のサイトへのアクセスで収益化している料理家も多く、「ひどい」「リスペクトがない」といった批判が集まった。
クックパッドは22日、新機能への意見について声明を発表。「レシピを発信されている方々への影響や敬意に関するご懸念については、真摯に受け止めています」とした。
その上で「レシピを公開・再配布するものではありません。元の投稿へのリンクを必ず掲載し、投稿者のページへ直接アクセスできる形にしています」などと釈明した。
また、「レシピを発信されている方々と直接お話ししながら、よりよい形を一緒につくっていきたい」とし、レシピ配信者向けの窓口で意見を募っている。
この一件について、ネット上では、YouTubeやSNSなどのレシピを一元管理できる機能が他のサービスにもあり、クックパッドの新機能は後追いではという声もある。その一例が「レピッタ」や「CookGo(クックゴー)」などだ。
また、クックパッドの利用規約も話題になっている。「禁止事項」として、「本サービスの全部または一部を営利目的で、使用方法を問わず利用する行為(それらの準備を目的とした行為も含みます。但し、当社が認めた場合は除きます)」と明記されており、「新機能は、まさにクックパッドが禁止していることでは?」と疑問視する人もいる。
ネット上では、レシピ配信者が報われる形になってほしいという声も多く、今後の動きに注目が集まっている。
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