
今週は全国的に気温が高めで、花粉の飛びやすい天気が続きます。
「春が楽しい季節かどうかは花粉次第」という人も多いのではないでしょうか。外出時にマスクやメガネなど花粉を避けていても、家の中が症状悪化の原因となる可能性もあります。

ウェザーニュースが3月16日に「ここ1週間で花粉感じてる?」という質問でアンケート調査を実施したところ、全国的には「ちょっと感じる」と「けっこう感じる」を合わせた割合は、全体の94%に達しています(「花粉症ではない」の回答を除いた6144件が対象)
エリア別でも、北海道を除くほとんどの地域で9割前後が花粉を感じていると回答しています。なかでも関東や東海では「けっこう感じる」が約7割に上り、花粉症の人にとって厳しい時期が続いていることがわかります。
花粉の侵入を減らしたり、室内で舞い上がる花粉を減らすための対策について、花王 コンシューマーインテリジェンス室に教えていただきます。
花粉対策の原則とは?

花粉症は不快なだけでなく、頭痛やだるさを招いて睡眠、仕事、勉強などの質が低下してしまうなど困りものです。家庭でできる対策の基本は、家に花粉を入れない、除去することだといいます。
「室内に入ってくる花粉は、1日に約2300万個にもなります。約6割が換気のための窓の開け閉め、ちょっとした隙間からの侵入です。残りの約4割は、布団や洗濯物に付着した花粉の持ち込みとなります」(花王 コンシューマーインテリジェンス室)
花粉の侵入を最小限にするには
室内に入る花粉を減らすためには、まず花粉が侵入する大きな原因となっている窓から対策してみましょう。
イメージ画像「換気の際に工夫することで、室内に入る花粉の量を最小限に減らしましょう。
窓を開けるときは10cm程度にして、網戸やレースのカーテンを閉めておきます。これらのことで、花粉の室内への侵入を大きくカットすることができます。
さらに、カーテンの窓側に静電気防止効果のある衣類・布製品用のスプレーを吹きかけておくと、花粉が付着してしまうのを防ぐことができます」(花王 コンシューマーインテリジェンス室)
もうひとつ、持ち込みによる侵入を防ぐのに効果が高いのが「布団や洗濯物の室内干し」です。
「外で干さないことで、花粉の侵入をかなり減らすことができます。
ただ、洗濯物の外干しにこだわりがあったり、布団などが湿気るとダニやカビが心配ということもあるでしょう。洗濯物を外干しした場合は、取り込む前に花粉を払い落とすようにします。手で払い落とすだけでも、衣類に付着した花粉が約1/3になるという実験結果もあります。
布団も手で花粉を払い落とすようにしましょう。表だけでなく、裏も払い落とします。また、叩くと花粉が繊維の奥に入りこんで逆効果です」(花王 コンシューマーインテリジェンス室)
花粉を手で払う際はマスクなどをして花粉の吸い込みに注意しましょう。
侵入した花粉はどこに集まる?
家への花粉の侵入を100%防ぐことは不可能です。入ってしまった花粉の被害をなるべく軽くするために、掃除にも工夫してみましょう。
「家の中で重点的に掃除したいのは、窓際やその周辺の床、換気口です。換気による侵入が多いからです。
注意したいのが掃除しているつもりが花粉を舞い上げてしまうこと。フローリングなどは、まずフロア用掃除シートや固く絞った雑巾で拭き掃除をしてから、掃除機をかけるようにします。畳敷きの部屋もフロア用掃除シートで掃除するようにしましょう。
なお、ホコリが溜まりやすい場所は花粉も溜まりやすいです。忘れがちな家具の隙間やTVの裏などの掃除も忘れないようにしましょう」(花王 コンシューマーインテリジェンス室)
まだ花粉シーズンは続きますが、少しでも快適に過ごしたいもの。紹介した侵入を防ぐ方法と掃除法をぜひ試してみてください。
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