すかいらーくホールディングスは3月24日、干物の炭火焼きをメインとするファストフードチェーン「しんぱち食堂」などを展開する株式会社しんぱちを買収すると発表しました。
【画像】焼き魚定食のラインナップ
日経新聞によると、4月に全株式を約110億で取得し、買収後は出店を加速、2030年には現在の約3倍にあたる300店舗に増やす計画だといいます。
「しんぱち食堂」とは? 定食や176円のビールが人気
しんぱち食堂のウリは、産地にこだわった20種類以上の焼き魚メニュー。店内に掲示されている売れ筋ランキングによると、「厚切り銀鮭塩焼き定食」や「さば文化干し定食」などが人気だといいます。
さらに定食を注文すると、ビールが“何杯でも176円”で注文できるサービスも人気です。
そんな定食のイメージが強いしんぱち食堂ですが、一部の店舗で珍しいラーメンを提供していることをご存じない方も多いのではないでしょうか?
しんぱち食堂の代表が手がけた“道系ラーメン”を提供する「炭火焼濃厚中華そば 倫道」系列の店舗が都内に数店舗あり、ほぼ同じラーメンがしんぱち食堂の一部店舗でも味わえるといいます。
というわけで、ここからは実食レポートをお届けします。
しんぱち食堂の店舗限定ラーメンを実食
道系ラーメンが食べられるのは、千葉県流山市のつくばエキスプレス線「流山おおたかの森駅」直結のフードコート内にあるしんぱち食堂です。
しんぱち食堂のメニュー看板こちらの店舗では、各種定食のほかに二八蕎麦や鰻重なども提供しています。
ショーケースに並ぶ定食のフードサンプル
メニュー表商品名は「炭火焼濃厚中華そば」。スープの味は「鯖(さば)」「鰯(いわし)」「鮭(さけ)」「烏賊(いか)」の4種類からセレクトします。
さらに、麺とスープだけで構成された「かけ中華そば」、別添えのトッピングもついてくる「中華そば」、そこに白米もついてくる「定食」の3パターンから選べる方式。
今回は、鮭スープの「中華そば」(税込1100円)を注文します。
トレーに乗った鮭のラーメン商品が提供されましたが、この時点では鮭の姿が見当たりません。別添えのトッピングは、焼豚、ねぎ、のり、生たまねぎ、山椒。自分で麺の上に乗せていきます。
トッピング完了
わずかにピンクみがかった鮭スープとろみのあるスープを飲むと、瞬時に焼き鮭の香りが口の中に広がり、びっくり!
それというのも、前出の「炭火焼濃厚中華そば 倫道」は「炭火で焼いた魚をまるごとペーストにしてスープに溶かし込む」という、しんぱち食堂の技術を活かしたラーメンを提供しているお店なのです。
今回注文したラーメンにも、ペースト状の焼き鮭が入っています。
麺は細めシコシコ食感の麺に、とろっとした焼き鮭スープがしっかりと絡みます。一口食べた瞬間、思わず「激うま」と心の声が漏れてしまいました。
夢中で食べ進め、スープも残さず完食した筆者。口の中には「焼き鮭を食べた後の余韻」が残ります。
心の中で「今食べたのはラーメンですよね?」と自問自答したくなるほど、焼き魚の風味を堪能できる一杯でした。
すかいらーくHDの買収発表で注目を浴びているしんぱち食堂。今後の拡大とともに、ラーメンの提供店舗が増えるか注目です。


