「宇宙船でトイレをしたら、排泄物はその後どうなるの?」
そんな疑問に、NASA(アメリカ航空宇宙局)が4月4日、衝撃的かつ「美しい」映像で答えました。
NASAのアルテミス計画が「みんながいつも質問するので…」とXで公開した動画には、宇宙船の窓の外を「キラキラと流れ去っていく光の粒」が写っています。
【動画】宇宙船でトイレをした後はこうなる。美しく、衝撃的な動画がこれ
気になる宇宙でのトイレの「その後」
NASA主導の国際月探査プロジェクト「アルテミスII」で打ち上げられた宇宙船オリオン。
Xでは、多く質問があるという排泄物の宇宙での「その後」についてオリオンの「車窓」の動画を投稿して説明しました。
投稿によると、「固形廃棄物」は消臭機能があるキャニスター(密閉できる容器)に保管され、尿は処理した上で「毎日船外に排出」するとのこと。
動画には、その尿の処理中の映像が映っており、窓の外を流れ星のように流れていく様子が見受けられます。
その投稿をJAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙飛行士の大西卓哉さんが引用投稿し、「この動画、宇宙飛行のリアルって感じで好き」とした上で、こう綴りました。
《オリオン宇宙船の窓の外をキラキラと流れ去っていく光の粒は“pre-treated urine”、平たく言えばオシッコです。 なかなかシュールな光景です》
《長期滞在が前提のISS(国際宇宙ステーション)では大きくて複雑な水再生装置によって尿は飲料水にリサイクルされますが、短期フライトのオリオン宇宙船にはそんな大きな装置は搭載できませんし、重量の制約もあるので、トレードオフの結果飲料水は全て持ち込みになっています》
国際宇宙ステーションでは、「尿が飲料水にリサイクルされる」というのも驚きの情報です。
動画に対しては「衝撃的」「美しい」「勉強になりました!」との声が寄せられています。
CNNは窓の外を舞う尿を「光り輝く宝石のよう」とも表現。一方で、オリオンではトイレの相次ぐ故障も問題だったといいます。
【あわせて読む】西武鉄道が、外国人も「住みやすい街」目指す10ヵ年プロジェクト。鉄道会社がなぜ?→留学生が多く住む沿線ならではの取り組み


