「見分けつく?」と思わず目を疑うほど、そっくりな2つの植物ーー。
北海道で4月1日、山林に生えていた植物を食べた高齢者が死亡する事案が発生した。
原因は、有毒植物の「トリカブト」を山菜として知られる「ニリンソウ」と誤って食べたことだった。
厚生労働省も二つの植物の比較写真を公開し、注意を呼びかけている。
あなたは見分けられる?
北海道によると、4月1日午後7時ごろ、室蘭保健所管内に住む高齢の夫婦が山林で採取した植物を調理して食べた。
しかしその約1時間後、体の痛みや手足のしびれ、嘔吐などの症状が出現。うち1人が搬送先の医療機関で死亡した。
調査の結果、調理品や吐物からトリカブトに含まれる有毒成分「アコニチン」が検出されたという。
今回の事案を受け、厚生労働省も4月6日、公式Xで注意喚起を行った。
投稿では「【食べないで!有毒植物:トリカブト】」と呼びかけ、トリカブトとニリンソウの葉が並んだ写真を公開。
どちらも緑色で、葉の形もよく似ており、専門知識がなければ見分けが難しいことが分かる。
厚労省によると、トリカブトをニリンソウなどと間違えて食べる食中毒は、過去10年で10件以上発生している。
「食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない・食べない・売らない・人にあげない」と注意を呼びかけている。


