「赤くてツヤツヤした小さなアリ」を見かけたら、注意が必要です。
一見すると、どこにでもいそうな普通のアリ。しかし実は、「要緊急対処特定外来生物」に指定されている“毒アリ”です。
しかも海外では、公園や芝生、緑地など身近な場所にも潜んでいるといいます。
住宅内で段ボールを開けたら…
このアリは、強い毒を持つ「ヒアリ」。環境省によると、日本では2017年6月に初めて確認されました。
もともとは南米中部に生息していますが、船や飛行機に積まれたコンテナや貨物に紛れ込み、日本に侵入したと考えられています。
実際、国内では港や空港、倉庫に運び込まれた荷物の中、さらには海外製品の箱の中から見つかるケースも報告されています。
大阪府では2018年5月、中国から輸入された製品の段ボール箱の中からヒアリの死骸が発見されました。住宅内で確認された事例です。
ヒアリは日当たりの良い開放的な場所を好み、海外では公園や芝生、水辺、畑地などでも広く確認されています。
刺されるとどうなる?
ヒアリの毒は強く、刺されると「焼けるような激しい痛み」を伴うとされています。
その後、水ぶくれのように腫れることもあり、場合によってはアナフィラキシーショックと呼ばれる重い症状を引き起こす可能性もあり、注意が必要です。
ヒアリと疑われるアリを見つけた場合は、素手で触らないことが重要です。環境省はむやみに刺激せず、自治体などに連絡するよう呼びかけています。


