アメリカ・ワシントンD.C.で4月25日に起きた、ホワイトハウス記者協会夕食会の発砲事件で、主賓席にいたトランプ大統領らはシークレットサービスに誘導されて避難した。
しかしトランプ氏のステージからの避難は、ヴァンス副大統領よりも遅かった。
トランプ氏がその理由を、26日に放送されたCBSの番組「60ミニッツ」のインタビューで明かした。
インタビューではCBSのノラ・オドネル記者が、トランプ氏がステージから避難するのにヴァンス氏より約20秒長くかかったと指摘。混乱した会場で何が起きていたのかを尋ねた。
この質問に、トランプ氏は「少しは自分にも原因があったんです」と回答。
「私は何が起きているのか見たかったんです。(シークレットサービスの仕事を)少しやりにくくしたかもしれない。何が起きているのかを見たかったから。そうしているうちに、何かまずいことが起きているかもしれないと気づき始めました」と説明した。
会場で撮影された動画には、銃声とみられる音がした数秒後に、ヴァンス氏がステージ脇から現れたシークレットサービスにブレザーをつかまれ、すぐに避難する様子が映っている。
しかし、トランプ氏はシークレットサービスに取り囲まれたまましばらくステージ上に留まっている。
トランプ氏は、「私は素晴らしい人々に囲まれていた。私は彼らの動きを少し遅れさせたかもしれない」とも説明。
「『ちょっと待ってくれ。ちょっと待ってくれ。様子を見させてくれ。待ってくれ』と言いました」と語った。
さらに、ステージから避難した後にシークレットサービスから「床に伏せてください」と指示されファーストレディとともにしばらく床に伏せていたが、立ち上がって待機室へと移動したと述べた。
発砲事件が起きた夕食会は、他の行事と比べて警備体制が低かったと報じられている。ホワイトハウスは今回の一件を受けて、今後大統領が出席するイベントの警備を見直す予定だ。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。


