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5月17日に第6話が放送される堤真一主演の日曜劇場『GIFT』(TBS系)。

10日に第5話が放送されると、ネット上ではブレイズブルズの新エース候補・朝谷圭二郎を演じる本田響矢の熱演に対し、「言葉と表情が刺さりまくり」「ただただ鳥肌」「演技力がすごすぎる」などと絶賛の声が多く届けられた。

【動画】三角関係を示唆する次回予告

加えて、第6話の予告映像が公開されると、霧山人香(有村架純)、圭二郎(本田響矢)、宮下涼(山田裕貴)をめぐる“三角関係”を示唆する場面に対して「三角関係が急加速してて大興奮」「ベタベタな三角関係が到来しそうで楽しみ」と期待の声が上がった。

※以下、『GIFT』第5話の内容に触れています。

称賛してもしきれない“本田響矢の熱演”

「第一章完結」となる第5話では、記者の人香が、圭二郎へ自身の父が事故の加害者であることを告白する。圭二郎はその事実に衝撃を受け、それまでの笑顔を取り戻そうとしてもできない。さらに自宅のベッドにあがることができずに、脚を殴り「動けよ!」と絶叫する。

普段は無神経で粗暴な言動が目立つ圭二郎だが、友人の沖平颯斗(杢代和人)へ「今度さ、試合あんだよ。初めての、試合」と観戦を期待する時でも、口調は軽くても、その試合が彼にとってどれほど大切なものであるか、必死さが彼の表情だけで伝わってくる。それらをこれ以上ないほど表現した本田響矢の演技は、どれだけ称賛してもしきれないだろう。

一方、人香は単に“加害者の娘”というだけでなく、圭二郎の10年間を何も知らずに生きていたことにも罪悪感を覚えていた。その人香の謝罪は、客観的には“自己満足”と捉えられるものかもしれない。だが、彼女への涼の言葉は、そのことさえも肯定しているとも言える。

涼は障害を負った自分から逃げるように家を出ていった自分の父を「許せない」と言いつつも、その父から「褒めてほしい」という気持ちも同居している。それを踏まえて、人香を「すげぇぜ、全部打ち明けたのは。あいつに全部言えた、すげぇ勇気だよ」と褒めてくれるのだ。

涼は自分が父からかけてもらいたかった「すげぇ」という言葉を代わりに人香へと告げて、謝罪したことを「勇気」とさえ言ってくれるのだ。「褒めてもらいたい」というのは、子どもじみているかもしれないが、人間が持つ根源的な欲求でもあり、加害者意識が強く自分を責め続けていた人香にとっては福音だっただろう。

それでも、被害者である圭二郎は、その人香の謝罪から、いったんは逃げてしまっていた。しかし、圭二郎は最終的に試合へ駆けつけ、「俺は今、ここにいる。ここで生きるんだよ。だから、ひとちんは、倒れたら、こうやって俺のこと起こしてくれりゃいいんだよ。余計なこと考えんな。だから二度と謝んな」と、気持ちを全部打ち明けた人香のことも、車いすラグビーの世界も受け入れる。その言葉はもとより、その時の心からの笑顔はとても感動的だ。

山田裕貴のセリフは、安田顕のセリフの「反転」

また、試合で周りが見えておらず苦戦している圭二郎に、涼が告げた「お前さ、もっと楽しめよ」というアドバイスは、第3話で涼がかつて同じチームだった国見明保(安田顕)から言われた「少したりとも楽しむな。その先に勝ちはないぞ」という言葉の「反転」にもなっている。

試合結果は1点差の惜敗だったため、皮肉にも明保の「笑顔の先に勝ちはない」という言葉を証明してしまっている。だが、圭二郎と涼、そしてブレイズブルズというチームが得たものは、勝利以上に価値があるものだろう。コーチの伍鉄文人(堤真一)が「バラバラだった2つの星が、今同じ方向を見て引き合った。これがブルズの軌道なんですよ。ここから、ここからなんですよブルズは!」と宣言したように。

「試合を見てよ」。気になった坂本昊(玉森裕太)の行動

第一章が堂々と完結した第5話だったが、良い意味で気になるところだけでなく、悪い意味で気になることもあった。

悪い意味で気になったのは、作曲家のマネージャーである坂本昊(玉森裕太)が、試合の最中に目を閉じてリズムを取ったり、手帳に音符を記して作曲をしていたシーン。これに「あなたもちゃんと試合を見てよ!」と思ってしまったのは筆者だけだろうか。

ほかの声援や試合展開を絡めた編集と演出はエモーショナルではあるのだが、例えば昊が家に帰ってから試合展開を思い出しつつ作曲をする、というほうが飲み込みやすかったかもしれない。

また、試合展開そのものは盛り上がってはいるのだが、肝心の「宇宙物理学を車いすラグビーに応用する」面白さは、試合途中で文人が少し言及する程度で、あまり目立っていないのは残念だった。ただ、第6話の次回予告では文人が「何が足りなかった?」、涼が「あなたと一緒に答えを出すんですよね? コーチ」と言っているため、今後は勝つための具体的な戦略の描写が期待できる。

「恋の嵐」に期待。サイドストーリーでは……

良い意味で気になったのは、過去に事実婚をしていたという昊の母・広江(山口智子)と文人の関係について、広江が「(文人は)野生動物みたいに好きなことに向かってまっしぐらだから、野生の森に解き放って返してあげた」と言ったくらいで、まだ詳細はわからないままだ。こちらも、次回予告で文人の「余計なものは背負いたくないんです」という言葉に対して、昊が「余計なものでも、俺はあなたの息子です」と返しているため、事情や確執ははっきり描かれるだろう。

また、第5話の最後には、人香のモノローグで「あの人がいなくなることを、私たちはまだ知らない」と語られていた。「あの人」とは、そこで姿が映る文人のことを指しているように思えるが、まだわからない。安易な予想を覆す、意外な人物が離脱することも考えられそうだ。

そして、次回予告では圭二郎が「おい! ハイタッチするんじゃねぇよ!」と涼と人香に言ったり、涼が人香に「あのさ」と何かを言いかけようとしており、「恋の風も吹き始める」というテロップ通りに、この3人の三角関係が描かれることが示唆されている。

というのも、U-NEXTで配信されているサイドストーリーのドラマ『SHIFT―ぶつかり、進む者たち―』の第2話では、圭二郎が居酒屋で中学校の同級生の青木澪(森香澄)から「好きな人はいないの?」と聞かれて、回想ととある言葉で人香への淡い恋心を口にしていたりするので、そちらを見ておけば、今後の恋模様もよりニヤニヤできるかもしれない。第二章の開幕となる6話が楽しみだ。

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