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米マクドナルドでは2025年1月以降、一部メニューを値下げして販売する「マックバリュー」の取り組みが行われている。

2026年4月21日、同社は期間限定でマックバリュー商品を増やすことを発表した。

しかし一部からは、不満の声が上がっている。その背景にあるのは、長年にわたる商品の値上げだ。

【メニュー写真】「昔は200円以下だったよね?」3ドル以下で提供中の単品

お得にお腹を満たせるキャンペーン「マックバリュー」

マックバリューでは、これまで「マックチキン」もしくは「マックダブル(ビーフパティ2枚とチーズを1枚挟んだバーガー)」のセットを、5ドル(約800円)で提供してきた。サイドには、4ピースのチキンナゲット、Sサイズのポテトとドリンクがつく。

アメリカでのビッグマック単品が5.79ドル(約900円)であることを考えると、同セットは比較的お得と言えるだろう。

これに加え、同社は一部商品の複数購入時の割引や、アプリでのクーポン配布などのサービスも展開してきた。

4月以降は、単品メニューと朝マックもお得に注文可能

4月21日以降、マックバリューの新たなラインナップとして、ソーセージマフィンやSサイズのポテトなどの一部単品メニューが3ドル以下(約470円)で、朝マックのセット(ソーセージマフィンもしくはソーセージビスケットと、ハッシュポテト・Sサイズのコーヒー)が4ドル(約630円)で、販売されている。

なお、マックダブルのセットは6ドル(約950円)に値上げしたという。

値下げキャンペーンを強化するも、一部消費者の期待にはそぐわず

お得に購入できるメニューが増えるも、ネットには不満の声が寄せられていることを、複数のメディアが指摘している。

例えば、英語圏で人気のネット掲示板Redditには、「マックダブルは昔、99セント(現在のレートで160円)で販売されていたよね?」「今は、家で作った方がいい」といったが上がっており、“お得さ”を実感しきれていない様子がうかがえる。

また、原料へのこだわりで比較的高価格帯として知られるバーガーキングとの値段の差が、縮まりつつあることへの不服も寄せられた。

ファストフード業界で際立つ値上げ率

マクドナルドをはじめとするファストフードチェーンといえば、多くの人が便利さや手軽さを思い浮かべるだろう。しかし、金融メディアFinanceBuzzによると、各社で販売価格の高騰が急速に進んでいる。

同社がアメリカ国内のファストフードチェーン12社の人気商品10品を対象に、2014年から2024年の値段の推移を調査したところ、スターバックスとサブウェイが39%、バーガーキングとウェンディーズが55%の値上げ率を記録。これは、同期間における全体のインフレ率31%を上回る水準となった。

なかでも、特に顕著な値上げを示したのがマクドナルドだ。Mサイズのポテトは1.59ドル(約250円)から3.79ドル(約600円)、マックダブルは1.19ドル(約190円)から3.19ドル(約500円)に跳ね上がった。人気メニュー全体では、この10年間で平均約2倍の価格に膨らんだという。

ロイター通信によると、米マクドナルドはこれまで低所得層の消費者に大きく依存してきた。しかし近年は、出費に慎重になる消費者が増え、セットメニューではなく単品メニューを選ぶ傾向にあるという。

同メディアに対し、マクドナルドのCEO、クリス・ケンプチンスキー氏は「現在の最大の課題はガソリン価格の高騰だ」「経済全体の状況は改善していないどころか、むしろ悪化しつつあるかもしれない」と語った。

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