
いよいよ夏も間近。南国を思わせる国産のトロピカルフルーツも旬を迎え始めます。その代表が、主に沖縄で栽培されるパイナップル。4~8月ごろに旬を迎えます。
パイナップルを食べる際、中心の「芯」を切り取って捨てている方も多いのではないでしょうか。実はこの芯、調理方法によってはおいしく食べられるそうです。
そこで今回は、パイナップルの芯の活用法について、野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに詳しい話を伺いました。
栄養価の高いパイナップル
また、身体で働く酵素の主成分になるマンガン、鉄から赤血球を作る働きがある銅などのミネラル類、腸の調子を整える食物繊維も豊富です。
これから夏に向けて体力も消耗しがちなので、ぜひ摂っていただきたい果物の一つと言えるでしょう」(吉田さん)
芯も工夫次第でおいしく食べられる

パイナップルを食べる際、固い芯を切り取って捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。しかし実は、工夫次第でおいしく食べられるそうです。
「パイナップルの芯は、つい捨ててしまう方が多い部分ですが、実は食物繊維なども含まれており、捨ててしまうのはもったいない部分でもあります。繊維が多く固いため食べにくさはありますが、切り方や調理法を工夫すればおいしく食べられます」(吉田さん)
▼薄切りにしてそのまま食べる
芯は特に食物繊維が豊富なため、厚く切ると噛み切りにくくなります。包丁で薄くスライスしたり、ピーラーで繊維に沿って薄く削いだりするのがおすすめ。サラダのトッピングや生ハムと合わせれば、シャキシャキとした食感と甘みを楽しめます。
レンジで水分を飛ばしてドライフルーツ風に▼電子レンジで簡単ドライフルーツ風に
芯を繊維に沿って5mm程度の薄さに切り、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で1~1分半ほど加熱し、粗熱を取ります。水分が飛ぶことで甘みが凝縮され、より濃厚な味わいになります。
▼朝食のスムージーに活用
りんごや小松菜などと一緒にミキサーにかければ、手軽なスムージーに。ただし、牛乳などの乳製品と合わせると苦みが出たり分離したりする場合があるため、水を使うのがおすすめです。
芯をキューブ状に切って冷凍しておけば、氷代わりにジュースやサングリアなどに入れて楽しめます。飲み物を冷やしながら、ほんのりパイナップルの風味も加わります。
芯には、たんぱく質分解酵素「ブロメライン」が含まれています。細かく刻んだりすりおろしたりした芯を固い肉にまぶして30分ほど置くと、肉が柔らかくなります。
ただし、長時間置くと肉が柔らかくなりすぎることもあるため注意が必要。まぶした芯ごと焼けば、甘みのあるソースのような味わいも楽しめます。
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