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トランプ大統領の誕生日を目前に控えた6月11日、アメリカの首都ワシントンD.C.のナショナル・モールの芝生の上に「8647」という巨大な数字が描かれているのが発見された。

ロイターによると、内務省と公園警察がこの数字について捜査している。

【画像】ホワイトハウス近くに出現した巨大な「8647」の数字

ナショナル・モールはワシントンD.C.中心部にある国立公園で、ホワイトハウスの南側に位置する。

上空から撮影された画像では、芝生の一部が茶色く変色し、周囲の緑色の芝生との対比によって「8647」の数字の形が浮かび上がっているように見える。

ただし、「8647」のうち「4」は薄く、はっきりとは判別できない状態だ。

なぜ「8647」が問題になるのか

「8647」という数字は、トランプ政権下で物議を醸す数字になっている。

アメリカでは、「86」は「バーやレストランから誰か追い出す」という意味のスラングとして使われてきた。そこから転じて「誰かを殺す」という意味を持つ場合もある。

トランプ氏は、「47」はアメリカの第47代大統領である自身を指しており、「8647」には、自身に対する暴力を煽動する意味が込められていると主張してきた。

この「8647」を巡り、トランプ氏が批判してきたのが、政敵とみなすジェームズ・コミー元FBI長官だ。

コミー氏は2025年、「86-47」と読めるようにビーチに並べられていたという貝殻の写真をSNSに投稿した。

その後、この数字はトランプ氏への暴力を煽動しているとの批判を受けて、コミー氏は投稿を削除。「政治的なメッセージだろうと思い軽い気持ちで投稿したが、暴力と結びつける人がいるとは知らなかった」と述べて、暴力煽動説を否定した。

しかしトランプ氏は、投稿には自分を殺すよう呼びかける意味が込められていると主張し、コミー氏を起訴した。コミー氏はサブスタックに投稿した動画で、自分は無罪だと述べている

トランプ氏や支持者は、「8647」は脅迫や暴力を煽動する暗号だと主張しているものの、86-47はトランプ氏の弾劾を求めるなど、非暴力の抗議で使われる場合もある。

ナショナルモールの芝生に描かれた「8647」の文字をいつ誰が描いたのかはまだ明らかになっていないが、実行した人物はコミー氏と同様に起訴される可能性がある。

ABCによると、内務省はナショナル・モールに描かれた「8647」について「常軌を逸したこの破壊行為は、決して許されない。我々は大統領に対するいかなる脅威も重大に受け止めている。米公園警察がこの件を捜査し、責任を追及する」とコメントしている。

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