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アメリカのトランプ大統領が、自身の80歳の誕生日である6月14日にホワイトハウスで開催した総合格闘技UFCの大会で、選手がミシェル・オバマ氏を侮辱するコメントをして激しく批判されている。

【動画】ミシェル・オバマ氏を「男だ」と侮辱するUFCジョシュ・ホキット選手

問題の発言をしたのはジョシュ・ホキット選手だ。

ホキット氏は勝利後のインタビューで、大会を主催したトランプ大統領を称賛した上で、「最後に言わせてもらう。ミシェル・オバマは男だ。そうだろ、アメリカ?」と叫び、元ファーストレディで黒人女性のオバマ氏を侮辱した。

ホキット選手はこれまでも派手なパフォーマンスで注目を集めようとしてきた。

試合に先立つ13日に行われた計量では、吐いたかのように口から液体を出して「たぶん酒を飲み過ぎたんだ」とコメントしたが、多くの人からは演技だと受け止められた

さらに、不快で人種差別的な発言も繰り返してきたほか、ミシェル・オバマ氏を含め複数の女性を「男だ」と言って侮辱してきた。

そうした過去があるにも関わらず、ホワイトハウスはホキット選手を記念イベントに招待した。

ホキット選手の発言に対し、SNSには「あまりにもひどすぎる」「私たちの国に今夜は祝賀ではなく恥だ」「本当に恥ずかしい」「ホワイトハウスでこんな光景を見る日がくるとは思わなかった」などの批判が多数投稿されている。

UFCのCEOも批判

UFCのダナ・ホワイトCEOも、ホキット氏の発言を擁護しない姿勢を明確にしている。

ホワイト氏は「オバマ夫妻が公人であることは理解していますが、人の家族に対する不快で誤った発言には完全に反対です。言論の自由についての私の立場は、誰もが知るところだとは思いますが、ああいう馬鹿げた言動は大嫌いです」とのコメントをTime誌に寄せている。

大会会場にはトランプ氏もおり、ホキット選手は試合後に大統領の首に記念のメダルのようなものを掛けた。

しかしトランプ氏は、ホキット氏の発言について現時点では公にコメントしていない。

一方、ホワイトハウス広報のスティーブ・チャン氏はCNNの取材に「ホキットは昨夜素晴らしい勝利を収め、立ち技でもグラウンドでも、強さと相手にプレッシャーをかける能力を見せました」と述べて、直接の回答を避けた。 

初の黒人大統領であるバラク・オバマ元大統領と妻のミシェル・オバマ氏は、長年にわたり、人種差別的、性差別的な攻撃の標的となってきた。

トランプ氏は2026年2月には、ふたりを類人猿として描いた人種差別的な動画を投稿した後、批判を受けて削除した。

この投稿について、オバマ氏は 「こうした行為を、アメリカ国民の大多数が非常に憂慮すべき問題だと感じていることが重要だ」と述べている

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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