2026年11月20日(金)〜29日(日)吉祥寺シアターにて、フライングシアター自由劇場 第八回公演『ヴォイツェック』が上演されることが決定した。
『ヴォイツェック』は1835年頃に執筆され、実際に起こった殺人事件をもとにした作品。貧しい下級兵士ヴォイツェックは、医師の人体実験によりインゲン豆のみを食べる生活を強いられ、次第に幻聴に苛まれていく。やがて内縁の妻マリーと鼓手長との関係に疑念を抱き、悲劇的な結末へと突き進んでいく。断片的で鋭利な構造を持つ本作は、これまでオペラやダンスなど多様な形で上演され、時代を超えて世界中で注目され続けてきた。
本公演では『ヴォイツェック』を、“見せ物小屋”の内部で物語が展開される、滑稽にして悪夢のような幻想劇として再構築。また本作では、ヴォイツェック役とマリー役をダブルキャストでおくる。
Wバージョンでは、藤原季節(ヴォイツェック)・宮下今日子(マリー)。Zバージョンでは、串田十二夜(ヴォイツェック)・大空ゆうひ(マリー)がそれぞれ演じる。脚色・演出・美術は串田和美が務める。それぞれが創り出す唯一無二の作品世界を、どちらも楽しもう。なお、4名のキャストは別の役でも全公演に出演する。