熊本県で7月28日、最大震度7を観測した「令和8年熊本地震」では、8月1日午前7時現在、36人の死亡が確認されている(調査中を含む)。
住家への被害も甚大で、全壊は182棟、半壊は225棟に上っている。
いつどこで遭遇するかわからない地震。地震大国として知られる日本では、実際にどれほどの頻度で地震が発生しているのだろうか。
【画像】日本で「マグニチュード7の地震」は年平均で何回起きている?1900年以降に発生した地震の規模の大きなもの上位10位(表)
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」M8.0以上は「10年に1回」
気象庁によると、「令和8年熊本地震」では、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.1だった。
2014〜2023年の気象庁のデータをもとに算出した、日本とその周辺における地震回数の年平均は、以下の通りとなっている。
・M8.0以上「0.1回」
・M7.0〜7.9「1回」
・M6.0〜6.9「17回」
・M5.0〜5.9「134回」
・M4.0〜4.9「約1000回」
つまり、M8.0以上は年平均、「10年に1回」のペースで発生していることになる。
また、2011年に日本・その周辺で起きたM5.0以上の地震の数は、2014〜2023年の年平均を上回る回数だったという。
理由は、2011年3月11日の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」以降の極めて活発な余震活動の影響だ。
M8.0以上は「1回」、M7.0〜7.9は「8回」、M6.0〜6.9は「107回」、M5.0〜5.9は「691回」だった。
なお、1900〜2021年のアメリカ地質調査所のデータをもとにした世界の地震回数の年平均は、次の通り。
・M8.0以上「1回」
・M7.0〜7.9「14回」
・M6.0〜6.9「136回」
・M5.0〜5.9「1524回」
気象庁は、緊急地震速報を見聞きしたり、地震の揺れを感じたりしたら、慌てずに身の安全を確保することが重要だとしている。
具体的には、頭を保護すること、大きな家具から離れることなどで、揺れが収まった後に火の始末をし、隣近所に声を掛け合って避難するよう呼びかけている。


