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若者・初心者向けの狂言会『ふらっと狂言会♭5』が2025年4月20日(日)に国立能楽堂にて開催される。

28歳の狂言師・6世 野村万之丞が主宰する『ふらっと狂言会』は、萬狂言に所属する若手狂言師によって半年に一度開催される狂言会で、今回で5回目を迎える。今回は、『ふらっと狂言会』では初めて万蔵家三兄弟揃い踏みでの、3人のみで演じる息の合った狂言を上演し、大きな見どころとなっている。

『ふらっと狂言会』は、若者や狂言初心者にも気軽に狂言を楽しんでもらうため、入場料は通常の狂言会より安い2000円(29歳以下)に設定。そのほかにも、公演の最初には万之丞ほかによる演目解説コーナーを実施したり、公演の最後には万之丞・拳之介・眞之介の野村万蔵家三兄弟が来場者からの質問に答える「三兄弟トーク」、終演後にはロビーでの写真撮影の時間を設けるなど、狂言師を身近に感じてもらうための取り組みが行われている。

三兄弟トークで会場の皆さんからWEB投稿式でリアルタイムに質問を受け付けて答える

三兄弟トークで会場の皆さんからWEB投稿式でリアルタイムに質問を受け付けて答える

終演後のロビーでお客様をお見送り。役者と2ショットなどの記念写真も撮れます

終演後のロビーでお客様をお見送り。役者と2ショットなどの記念写真も撮れます

また、ロビーでは、実際に狂言で使用されている装束・道具を展示し、狂言のシーンを真似て写真を撮ることが出来る体験フォトスポットを設置しているほか、本公演のために漫画家・東村アキコ描き下ろしの『ふらっと狂言会』出演メンバーのイラストを使用した記念撮影用パネルも設置し、こちらもフォトスポットとして人気を博している。第三回からは本公演限定となるステッカーを製作し販売。前回はステッカーの売り切れが出るなど好評で、今回は新グッズの販売も予定されるという。 

前回のふらっと狂言会♭4からはフォトスポットをさらに追加。狂言道具に触れられる体験フォトスポットとして大好評でした

前回のふらっと狂言会♭4からはフォトスポットをさらに追加。狂言道具に触れられる体験フォトスポットとして大好評でした

漫画家・東村アキコ先生描き下ろしイラストを使用した記念撮影パネル

漫画家・東村アキコ先生描き下ろしイラストを使用した記念撮影パネル

漫画家・東村アキコ先生描き下ろしイラストを使用したオリジナルステッカー

漫画家・東村アキコ先生描き下ろしイラストを使用したオリジナルステッカー

さらに、今回はプライベートでも親交のある歌舞伎界の成駒屋三兄弟(中村橋之助、福之助、歌之助)が企画・公演する『神谷町小歌舞伎』と、野村万蔵家三兄弟が企画・公演する『ふらっと狂言会』が初のコラボ企画を実施。神谷町小歌舞伎の一等席・11000円と、ふらっと狂言会♭5の一般席3000円のセット券を販売し、このセット券を購入した方の中から抽選による約40名限定でお互いの三兄弟が6人で開催するトークイベント(3月28日(金)開催予定)にご招待。(無料。申込多数の場合は抽選)また、セット券購入者には、公演当日それぞれのオリジナルステッカーをプレゼントする(お渡しはふらっと狂言会会場にて)。詳細は公式SNS等にて確認してほしい。