TCMクラシック映画祭で開催された『スターウォーズ エピソード5／帝国の逆襲』の上映会に参加するジョージ・ルーカスさん（2025年4月24日）映画『スター・ウォーズ』に出てくる伝説のジェダイ・マスターであるヨーダは独特の話し方をする。
例えば『エピソード2／クローンの攻撃』では、「学ぶべきことは、まだたくさんある」の代わりに「まだたくさんある。学ぶべきことが」と語る。
1980年公開の『エピソード5／帝国の逆襲』で初登場して以来、この語順を逆にする話し方は、最もよく知られるヨーダの特徴の一つになってきた。
しかしなぜ、このような話し方をするのだろうか？
米カリフォルニア州ロサンゼルス・ハリウッドで開催されたTCMクラシック映画祭2025で、作品の生みの親である映画監督のジョージ・ルーカスさんが、長年の疑問の答えを明かした。
映画祭では公開45周年を記念して、『帝国の逆襲』の上映会を開催。この上映会でルーカスさんは「なぜヨーダは逆に話すのか」と聞かれて「わざとだ」と答え、耳を傾けてもらうための工夫だったと明かした。
【動画】ヨーダが逆に話す理由について語る、ジョージ・ルーカス監督
「普通の英語で話していたら、それほど注意を払わないでしょう。でも、もし彼にアクセントがあったり、言っていることが理解しにくかったりすれば、観ている人は彼の言葉により集中します」
「ヨーダは、作品でいわば哲学者でした。彼はありとあらゆることを話し、長く喋るシーンもあった。特に12歳の子どもたち長い話にきちんと耳を傾けてもらうための工夫を考える必要があったんです」
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
