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企業の管理職の支援を行う「プロストイック」は4月30日、企業のマネジメント層が「やりたくないけど対応している業務ランキング」を発表した

調査は2月3日~4月11日、企業で中間管理職(20~50代)として働く408人に実施。現場と組織の板挟みになり、本来注力すべき「マネジメント業務」に十分な時間を確保できていないという声が上がっていたという。

【画像】6位〜30位の業務はこちらで確認

ランキングTOP5

イメージイメージ

5位:ワークフロー申請のチェック

「課長⇨副部長⇨部長⇨室長」のような承認が必要の際、誰かで止まったり、不備があったりした場合、再度はじめから申請し直しということが「手間」と回答した人が多数いた。

また、ツールによる自動化やチームメンバーへの委任が可能そうな業務でも、上司が対応しているというケースもあった。

4位:メンタル不調者へのカウンセラー的面談

部下の悩みに耳を傾けるのは上司の大切な役割の一つだが、「自分にできることには限界がある」と思っている人も多い。

また、専門機関や人事、外部支援と分担すべき話でもあり、管理職が“個人の努力“で対処するには限界があるという声も上がった。

3位:社内会議の議事録作成

多くのマネージャーにとって「見えない残業」になっているという。最近はさまざまなツールもあるが、「人の手で書いた方が良い」といった理由で引き受けるケースが実態としてあるようだ。

2位:意味のない会議への出席

発言機会もない会議に「出ないと何か言われる」という同調圧力により、参加せざるを得ない管理職もいる。時間だけが浪費される非効率な会議に管理職が拘束される時間は膨大だという。

1位:細かい報告書作成(上層部への定点報告)

「上層部からくどいくらい報告を求められる」「データは見れる権限があるので正直自分で確認してほしい」などと回答した人が多数だった。 

このほか、「データ集計、グラフ化、説明コメント、全部自分でやってます」などという声も多く寄せられた。これを毎週・毎月繰り返すことで、戦略的判断に使うはずの時間が失われてしまう。

特にTOP5には、「属人化しやすく他者に委ねづらいが、明らかに時間を奪っている業務」が集中していた。

「やりたくないけどできる人がいない」「会社の文化的に決まっているもの」といった理由で抱え込んでいるケースが多く見られた。

同調査は、「組織全体の生産性向上や人的資本の活用に直結する課題であることを示唆している」とし、「本来担うべき『意思決定・育成・戦略推進』にリソースを集中できるようにすることが不可欠」と結論づけた。

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