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監視カメラの映像の一部監視カメラの映像の一部

アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズで5月16日、10人の収監者が刑務所から脱走した。

オーリンズ郡保安官事務所(OPSO)は同日、オーリンズ・ジャスティス・センター(OJC)で起きた脱走の動画や、壁の穴の写真などを公開した。

【動画&画像】脱走の様子を捉えた監視カメラの映像と、壁に残されたメッセージ

公開された写真の1枚では、穴が空いたトイレの裏の壁に「To Easy LoL(簡単すぎ 笑)」というメッセージが書かれている。

他にも「くたばれOPSO」や「OJCふざけんじゃねーよ」という走り書きもある。

保安官事務所によると、独房の鍵やドアに欠陥があったことが脱獄を可能にした。

収監者らは午前0時23分ごろに独房のドアをこじ開けて建物内のトイレの背後にある壁を破壊し、午前1時ごろに壁の穴から脱走した。

トイレの配管付近にあった鉄の棒の少なくとも1本が、道具を使って切断された形跡があるという。

AP通信は、脱走者たちは鉄条網で切り傷を負わないよう毛布を使って壁を乗り越え、高速道路を走って逃げたと報じている。

監視カメラの映像には、複数人が刑務所から逃走する様子が映っており、中にはオレンジ色の囚人服を着た収監者もいる。

刑務所を監視していた看守は1人で、収監者が脱獄した時には食事を取りに席を外していた。問題が発覚したのは、脱獄発生から7時間経過した朝の点呼時だったという。

オーリンズ郡のスーザン・ハトソン保安官は、保安官事務所内に協力者がいる可能性があるとの見方を示している。

脱走した10人は19〜42歳で、そのうち3人は第2級殺人の罪を問われているという。

これまでに10人中3人が身柄を再拘束され、残る7人の捜索が続けられている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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