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忘れ物や紛失・盗難対策に、取り付け型のスマートタグを使う人が増えている。

キーホルダー型がメジャーだが、その中で「カード型」の商品も注目を集めている。

エレコムグループのロジテックがカード型の「スマートトラッカー」を開発した背景には、開発担当者が既存の製品を使って感じていた「不便さ」があった。

財布にも入る、カード型のスマートトラッカー財布にも入る、カード型のスマートトラッカー

キーホルダー型は財布につけられない。感じた「不便」がヒントに

カード型の「スマートトラッカー」は、エレコムグループであるロジテックが開発・発売し、話題を呼んだ。

エレコムによると、開発担当者がスマートトラッカーを手がけたきっかけは、キーホルダー型のスマートタグを使っていて感じた「悩み」だった。

旅行や出張の際にスマートタグを使っていたものの、「特に失くしたくないお財布にはサイズが合わず、取り付けることができなかった」という。

確かに、キーホルダー型などのスマートタグは厚みがあり財布の中には入れにくい。また、多くの財布にはキーホルダーをつける箇所もないため、取り付けは困難だ。

そんな中、「カード型にすれば、使い勝手が良く、お財布にも収納できる」と考え、開発がスタートした。

こだわったのは「薄さ」。充電式で使いやすさも重視

スマートトラッカースマートトラッカー

ロジテックは、主にハードディスクやSSD、法人向けストレージ製品を扱う企業。スマートタグは既存の商品分野とは異なり、開発には苦労もあったという。

しかし、営業部門の担当者も「ユーザーが求めている製品だ」と後押しし、開発が進められた。

こだわったのは、開発担当者が従来商品で感じていた「使いにくさ」や「不便さ」を解消すること。財布に入れるために、カードの「薄さ」を追求した。

クレジットカードほどの薄さを目指し、厚さ約1.7mmの極薄設計を実現。

財布の中に他にカードや身分証明書などが入っていても、合わせて持ち運べ、かさばらず、もしもの時に備えた安心材料となる。

また、充電式にすることにもこだわりが。

従来製品では使い捨ての商品が多く、数ヶ月しか使えないものなどはサスティナブルでなかった。

電池切れに気づくことができず、いざという時に役に立たないということも。そのような事態を回避するために、充電式が採用された。

その薄さから、財布だけでなく、社員証のカードホルダーに入れたり、重要書類に同封したりすることもできる。

防塵・防水のため、ビーチやキャンプなどのシーンでも活躍できる。

iPhone用スマートトラッカー「amineシリーズ」では、専用アプリ・ソフトのダウンロードをすることなく、iPhoneの「探す」アプリから位置を確認できるという。

充電も長持ちし、1回の充電で最大約6か月使える設計だ。

充電が面倒だという人には、充電・電池交換が不要な最大5年間使えるモデルも発売されている。

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