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T-REX(ティラノサウルス)を毛糸で編んでみた人がXで話題です。
投稿したのは、ユーフォ🍀かぎ針編み作家🧶アトリエユーフォ🐈人外専門
さん(@bon_66)。
「メンタル激鬱だけどT-REXの上半身まで完成させたから褒めてほしい」というコメントとともに、毛糸で編まれた制作途中のT-REX(ティラノサウルス)の画像を投稿。
今にも動き出しそうな躍動感ある姿に、「天才ですね」「絶滅したと聞いていたのですが、これから編み上がるのですか?」「ティラノの前脚の短さがいい感じ ギャオーって叫んで動きそう」「前足のとこかわいい!」などの絶賛の声が寄せられています。
ユーフォ🍀かぎ針編み作家さんに話を聞いてみました。
――こちらのT-REXを作ろうと思ったきっかけについて教えてください。
以前、ガンダムに登場するザクの口元に付いているような機械のチューブ(節がいくつもあり自在に曲がる)を編んだ時、これは背骨も編めるな…と思い付きました。幼い頃、某創刊号290円の雑誌を集めて組み立てるティラノサウルス骨格に憧れていたので、今の編み物技術なら再現できるはずと思い、挑戦してみました。
――作成で難しいポイント、こだわったポイントはどのあたりですか?
難しいのは糸始末です。編み物はどうしても糸端が出てしまいます。通常なら、編み地にくぐらせたり中に詰めた綿に糸を通したりして、糸端を隠すことができます。本作は中綿を詰める隙間もほとんど無く、編み地も凝縮されているので、大量の糸端の処理に困りました。
こだわったポイントは、パーツを細かく分割してひとつひとつの骨をリアルに編むことと、継ぎ目や内側を暗色にすることで、より立体的に見えるように工夫した点です。
――この反響の大きさに対し、どう思いましたか?印象に残ったリプライはありますか?
今まで完成品に大きな反響を頂いたことは幾度かありますが、まだ作りかけの段階で数万いいねを頂いたことに驚きを隠せません。これは是が非でも完成させて、皆様にお披露目しなくてはと感じました。
印象的だったのは「激鬱」状態の作者を心配して『凄いけど休んだ方がいいのでは…!?』と引用ポストをしてくださった方がいたことです。優しい気遣いが非常に心に響きました。
また、完成させる意気込みを「全身を発掘できるよう頑張ります!」と引用で述べたのですが、それに対して「編むことを“発掘”と表現する良さ」とのコメントを寄せてくださった方がいらしたのも嬉しかったです。


